いろいろと考えさせられる日だったなぁ。


あの例のスイスの方とまたお話しする機会を設けていただいたんですよ、もうホントなんどもすみません……って感じなんですが。


で、今日は最初のうちは


「『King of Pussia』と『King in Prussia』の違いってなんですか?」


見たいな会話から始まって


「なんでみたの?」

「あ、英語の本です」

「歴史の?」

「えぇ、図書館で借りて」

「愛知県図書館みたいな大きな所かな?」

「あぁ、はい。頑張って読んでるんですけど……もうめっちゃ難しいです、ムリwww」

みたいな普通の話をしていたのですが。


『日本は欧米からどう見られているのか』

みたいな話になった時には日本はここ最近で大分欧米の生活になじみのあるものになってきた、みたいな。

日本はあったかくて品質がいい、というイメージらしいですw

で、そのあと『日本にきて驚いたこと』とかありますか?って聞くと、その答えに驚いたんですけど。

まず当たり前のことですが日本人は欧米の人々とは少なからずなにかずれがあるらしいです。全ての人が、という訳じゃないけれど。

で、彼が特に驚いたのは日本人の『歴史観』。

自分の国の歴史、負の部分も含めて全てきっちりちゃんと理解したうえで

自国、他国共に客観的な意見も採り入れて考えるって彼は言ってますた。


「たとえばフリードリヒ二世わかる?彼はプロイセンでは確かに英雄のような存在だっただろう。新しいアイデアで様々な事も行った。だけどハプスブルク家やその時代を生きた周りの国々から見れば悪者だ。彼がやったのはいいことだけじゃない」


確かにそうなんですけど。


「歴史のなかで好きな人、っていうのはない」


そうです。語られるだけが歴史じゃないでしょうし、教科書には載らないすごくいい人だっていたかもしれない。

いいことをしても後の世に遺されるのはごくわずか。


で、日本人の歴史観。

全ての人に、という訳じゃないけれど、

「日本人は歴史に対してあまり深く考えない」というか「よく知らない」んだそうです。

見たくないところは見ない。うまく目をそらして、かわしているような。

これがあり得ない、みたいです。


で、『私の公の立場』。

私が日本人か韓国人かというところにも、話が及んで。

別に、私がどう感じるか、が一番だと。

日本と韓国は、歴史上でもなんども関わりがあって、決して良いことばかりではないけれど。

(彼が韓国併合の年号まで知ってる事には驚いた!!)

その二国の間に立っているからこそわかることも、感じることもあるだろう。


私は小学校三、四年生くらいのとき「日本と韓国を繋ぐ架け橋」になりたいと思っていた時期がありました。

その時はそんなに深く考えて言ったことでもないんですけど。

そのくらいにようやく国のこととかを理解するのか。


それもありかもしれない。


今は私は「高校で世界史を教える」というのが夢だけれど。

『何年に誰が何をした。そしたらこうなった』だけで終わらせる歴史の授業は、何かが違う気がする。


「歴史は繰り返すとみんなよく言う」

良いことも悪いことも。

悪いことは、それをくり返さないために、学び良く理解してくり返す事のないようにするのだ、という。


テストの為に学ぶ、それ以上の所。

その先が大切だっていう。












余談ですが



やっぱりイギリス料理はまずいらしい


イギリスに住んでいた経験もある、といっていましたからね。聞いてみない手はないだろう、と思いましてw

「イギリスの料理ってまずいまずいと聞きますが、本当ですか」

「あっはは、イギリス料理ねwwwうんwおせじにもうまいとは……www」

「あ。やっぱりまずいんですかwwうわーホントだったんだwww」


「イタリアやフランスなどは食が歴史の中で、

文化の一端を担う大切な要素として発展していった、見掛けや味も含めてね。

でもブリテンでは違ったんだろうね。

彼らとしては『あー空腹だ。食べよう』的な感覚だったんだろう。

だから食文化の発達はなかったんだろうねぇ……くさいw」


って話をしていた時にちょうど小早川が


「あゆみちゃぁん!チーズ好きだったよね?

ごめんこんな時に……もってきて渡すの忘れてた……」


とチーズを差し出してきて。


「あ、チーズ……たべます?」


って渡したら


「あー!チーズ!スイスじゃチーズ、毎日食べるよ!

日本に来た時チーズの種類のなさにはおどろいた!

あったとしても輸入コーナーとかだし……

そういうのは小さくてその上高いんだよねぇ」


と急にテンションが上がってたので笑いましたw




チーズ……お好きなんですね……w