おはようございます。
昨日、機械翻訳シンポジウムというのに行ってきました。
これは、プレ卒の内容と被っていてかつうちの教授が参加しており、無料だし勉強になると思うから、暇な人はぜひ参加してください、といわれたので遥々六本松まで行ってきました。
会場に一番に到着してしまい、他の学生がもしこなかったら始まる前に帰ってしまおうと考えていました。が、結局8人来たので受けてきました。ちなみに、もともとは15人います。
機械翻訳シンポジウム
サブタイトルは、機械翻訳研究の課題と新方式の展望。
というものでした。
日本大学
新潟大学
奈良先端大学院大学
東芝研究開発センター
そして、我らが福岡大学の教授
その他、多数の方々が来られていていました。
僕たち学生は若干場違いという気分になりましたw
内容は難しくてわからないところがやはり沢山ありました。
だけど、聞いているうちに大まかにはわかった気がします。
機械翻訳について、簡単にいえば携帯に打ち込んだ日本語分の漢字への変換とか、exciteの日→英の変換またはその逆の変換
そんなときに使われる変換ソフト。
研究は二通りあり、一つはルールや文法にそって一つ一つきちんと翻訳するやり方。
もう一つは、パソコンに翻訳データ、パターンを沢山送り込み変換の統計をとって、いろいろな文の変換に対応させる。
というやり方の二パターンに分かれるようです。
そして、前者は昔からのやり方で後者は今の若い研究者が多く研究していて主流になりつつある研究だと。
うちの教授は、分かち書き、形態素解析における研究の金字塔を打ち立てた方で、Wikiにも載っておりました。
パネルディスカッションでは、影響力、ユーモアともに凄くてとてもかっこよかった!
「言語は言わばナマモノ。現在の主流の統計的な研究は無機質な感じがする。石ころを集めているような。私は盆栽を育てる方がいいな。言語は日々変化しています。生きているんです。どちらのも欠けてはいけないものだとは思いますが。」
みたいなことを言っておられたのが印象的でした。
シンポジウムの内容は半分くらい分かったかな、いやもっとわかってないかもしれないけど、それなりに面白かった。
今日もあるんですが雨模様・・・
原付はやめて地下鉄で行こうかな。