学級担任のみなさん、このような言葉を生徒の前で使っていませんか?
多くの先生方や生徒たちは、この言葉の意味を考えずに使っている。
その証拠に「次に生かすって、生徒がどうすることなの?」とつっこむと、考え込んでしまう。
ひどい先生になると、
「あの行事が全く生きていないじゃないか」
「次につながってないじゃないか」と怒り始めてしまう。
生徒がかわいそうで見ていられない場面だ。
そんな先生は、振り返りの後の具体的な姿を思い描けていない。
(本来は、これを思い描いてから行事やイベントに突入するのだが)
例えば、行事の中でグループ活動があったとする。
ある子と初めて同じグループになり、上手に関われた。
「このケースで次に生かすとは?」
・日常生活でもその子と上手に活動していくこと。
・自分は初めて関わる子でも上手にできると自信をつけ、他の子に積極的になること。
・上手に関わっていくとグループ活動が円滑に進むことを理解し、日常のグループでも上手に関わろうとすること。
こんな姿が次に生きている姿だろう。
「次に生かす」を事前に思い描き、その姿をつくり出そうとするのが担任。
「次に生かす」を事前に思い描き、その姿を見つけ出し、
その子が「あの行事でがんばったことが、こんな風に自分の力になって、生きているんだなあ」と
気づけるようにするのが担任。
もし「次に生かす」ことがどんなことを理解していない子がいたら、具体的に言ってあげることも担任として必要なこと。
便利な言葉だから、軽く使ってしまう僕らだが、しっかり考えて使いたい。
また、生徒が使うときにも「それはどんなこと?」と、しっかりとつっこんであげたい。