皆さん、こんばんは。
眞白です。
2年前の今日、東日本大震災が起こりました。
もう2年経つのですね。
昨日、今日と震災絡みの番組が沢山放送されてますね。
今回は…
震災が教えてくれた事を書いていきたいと思います。
私の住む町は被災地です。
約3日間…水道・ガス・電気が止まりました。
キッチン・トイレ・お風呂
全く使い物になりません。
ストーブもファンヒーターだったので、
庭に出て、落ちた瓦を見ながら日向ぼっこをし、暖をとっていたのを今でも思い出します。
水を貰ったり、
お風呂を借りたり、
親戚や知人友人と支え合いながら乗り切った事は、
震災といえどいい思い出です。
特に、近所の男性陣がブルーシートを持ち寄って、
自分の家でも、他人の家でも関係なしに、
屋根に登り応急処置をしていたのには感動しました。
近所付き合いなんてほとんどない住宅地なのに、
力を合わせて頑張っている姿はカッコ良かったです。
人って温かいですね。
不思議と、人に温かくされると
自分も人に温かくしたくなるもので、
私も微力ながら、
東北の方へ衣類を提供したり、
募金をしたりしました。
私の気持ちは届いたかな?
震災がらみの伝説で、
ひとつ感動した話があります。
皆さんもご存知かもしれません。
震災当時、
福島県いわき市には、風評被害者でなかなか物資が届かなくなっていたそうです。
そこで、ある一人の男性が動き出しました。
いわき市に物資を届けよう!
まずは、運ぶ為のトラックの確保。
しかしガソリン不足で、なかなかレンタル出来ませんでした。
ですが、知人が紹介してくれたとある運送屋さんが、2tトラックを貸してくれて、ガソリンはカードでいくらでも入れていいと、協力してくれたのです。
車は見つかった。
次は物資の確保です。
当時、都内でも水などの欠品が相次ぎ、なかなか手に入りませんでした。
そこでコストコに目をつけ交渉すると、在庫を沢山提供してくれたそうです。
車と物資を確保し、
お金はなんと!某金融会社から借り、
いざ、いわき市に向かおうとしたのですが…
当時一般車両は、常磐道は水戸までしか行けませんでした。
その為、わざわざ許可証を取得し、ようやくいわき市に向かいました。
トラックに、水やオムツなどを沢山詰めて。
男性が物資を届けると、
沢山の人が感謝し、涙し、何度も頭を下げられたそうです。
そこで、その男性を見て、看護師さんがある事に気付きました。
男性は、江頭2:50さんだったのです。
江頭さんは言っていました。
「お金ないからさ、体で払っただけ。」
「(自分のやった事は)ちょっとの人を喜ばせて、ちょっとの物資だよ。
長~く何日も何日もボランティアやってる奴に比べたら、
全然大したことないんだよ。」
テレビでは暴れん坊な江頭さんですが、
誠実で、心の温かい人なんですよね。
大体の人が、
仕事や金銭面で被災地にボランティアにはいけないハズです。
行動力がすごいですよね!!
私には真似できません。
人は支え、支えられ、
生きているのだと、深く感じました。
沢山の人が亡くなり、
沢山の家などがなくなった、
悲しい震災。
しかし、人の温かさを教えてくれた震災でした。
長くなりましたが、
最後まで読んでくださった方…
ありがとうございました。
東日本大震災により
被災された方々、
そして家族の方々に
心よりお見舞い申し上げます。
そして一日も早い復興を、
お祈り申し上げます。
2013年3月11日
早雪 眞白
