Amazon Studios制作の「ハンド・オヴ・ゴッド」1シーズン10エピソード(Amazon/IMDb)。
面白い心理サスペンスだった。
その前に見た「ボッシュ」も中々良かったし、作品数は少ないけれど、Amazon Studiosのドラマ制作は本気の仕事だ。
主人公パーネルを演じるロン・パールマンは、「薔薇の名前」や「ヘルボーイ」の強烈な風貌が印象的で、全然判事になんて見えないし、(デスパレイトな妻達のキャサリン役で御馴染みの)ダナ・デラニーの夫にも見えなくて、最初はずっと違和感が。
↓こんな感じだから。
以下、ネタばれ。
話が進む内に、神の啓示や復讐に取り憑かれ、息子の自殺の原因を作った犯人を探せば昏睡中の息子が戻って来ると信じ込み、職権乱用しつつ周りを巻き込み重戦車の様に突っ走る役柄は、その風貌にぴったりに思えて来た。
パーネルが見るVisionというのは、神の啓示か統合失調症のどちらか?と思っていたら、高齢で発症する事は無いと告げる精神科医←そうなんだ。
苦悩する自殺前の息子へ、言ってはならない心無い言葉を浴びせたまま、最後の電話にも出ずに逝かせてしまった事が、深い後悔とストレスを生む。
そのせいで、二度と会う事の出来ない息子の声や姿の形を取って、幻聴や幻覚が表れた。
主にパーネルの心の変遷の謎解きをする#8迄が面白い。
残り2話は事件の謎解き。
#10でクリスタルが訪れたアンの部屋。
内装の趣味がとても良く、吹抜けで気持ち良さそう。
が、ここが殺人現場に。
アンは犯人としては意外だけれど、どうやって真面目そうな妻子持ちの警官を使ってジョスリンを襲わせたのかとか、細かい部分は疑問が残る。
が、一度駐車場でアンの射殺に失敗し、今回も殺す気満々だっただろう重戦車パーネルが警察に足止めを食らっている間に、発作的とは言えまさかクリスタルの方がアンに復讐してしまうとは!
ブルックス社の「コンクリート打設」と共に闇に葬られるアンの遺体。
アリシア役エリザベス・マクラフリンがピアノにのせて歌う「I Can Dream about You」がとても良かった。
歌上手い。
パートナーのポールがTV伝道師としてデビュー出来ていれば、アリシアの歌の効果で人気が出たかも知れないが、2人はクリスタルの八当たりの犠牲になり、潰されてしまう。
流れ的にシーズン2は無いだろうけれど、2人の行く末は気になる。
パーネルの妻クリスタル役=ダナ・デラニー=デスパレイトな妻達のキャサリン役。
弁護士役=ジョン・テニー=ザ・クローザーのフリッツ・ハワード役。
精神科医役=カムリン・マンハイム=ザ・プラクティスのエレノア・フラット役。





















