ここ1ヶ月ほど仕事が忙しく、ラザロの練習に全く行けてない・・。
何かネタを見つけてブログを書かなければと思っていたところ、気になる記事をYahooニュースで見つけた。

夏の甲子園が盛り上がっているが、そこでの選手起用にフォーカスした記事。
学校名は伏せるがエースの投手が180球を投げて完投した試合に対し、ネット上では猛烈な批判コメントが書かれていた。
松坂の250球はあまりにも有名な伝説だが(松坂の夏もベイスターズの優勝も1998年だからもう20年前...)、今の時代に合っていないと言えばそれまで。
選手の将来を考えてない、ある意味パワハラ、それを許す監督や学校に対しての批判が大多数だった。

どちらが正解ということではないのだが、私個人的にはエースに試合を託したいという監督の気持ちもわかるし、恐らくエースの選手も自分で投げ抜いてやるというプライドもあったと思うし、背番号をもらえなかった3年生の想いも背負っていただろうし、それを尊重した監督やチームメイトの信頼もわかる気がして、批判コメントを読んでいてとても複雑な気持ちになった。

私もコーチという立場上、どうしてもこのプレーはこの選手で!というシーンは今までに何度も遭遇した。
試合終盤でどんなにその選手が疲弊していたって『やっぱりお前にしかできないんだから』という自分なりの信頼や期待の表れでもある。
かつ選手には『自分がOもDも一本目になってやる』『どんなに疲れたって自分より弱い選手にはポジション譲らねー』というくらいの気迫がないと30人のチームが50人60人のチームには勝てないよ、といつも言っている。

幸いなことに今年もたくさんの新人さんが入部をしてくれて、既存のメンバーと合わせると主力選手はほとんどが20歳代となった。
ラザロはおっさんチームだと言われてたのも昔の話になりそうだ。
となると私とは10~15歳くらい離れてる選手がほとんど。
前述のような私の考え方はマッチしないんだろうなというのも容易に想像がつく。
正解がない議論なので難しいが、選手の能力を引き出すためにどういうレールを敷いてやるのか、いま一度自分の考えも見直す必要がありそうだと思ったというお話でした。

そろそろ練習にも参加しないと・・・。

鎌倉ラザロOC  マイケル