助産師さんと目を合わせながら、2回、3回といきむも、思ったより下りてきてくれない赤ちゃん
やっと頭が見えてきたという時、今にも産んでしまいたいと、いきもうとすると、
「今はいきまないでッ」
と、まさかのストップ
ええぇッもう産みたいというか…もう出したいッ
「はいゆっくり〜、ゆっくりいきんで〜」
という声がけにゆっくりいきんでみる
(これ多分3人目だからできるんだろうな…あ、こうやって考える余裕がある時点で1人目、2人目の時と違うじゃん自分)
とか思ってたら…
「ほら、見える?産まれるよ〜」
と、目の前に自分の中から出てきているすごい色の赤ちゃんが…
その時ようやく気づきました…
私、いつもは外されるのに、眼鏡してる
3人目にして初めて産まれる瞬間の赤ちゃんを見ました
感動する余裕はありませんでしたが、とても良い貴重な経験でした
そして産まれた後の処置をしてくれた先生が一言…
「はい傷はなしッ」
そう私が最も恐れていた切開を回避する事に成功したのですッ
その後の回復を左右する切開だったので、回避できてとっても安心
(その後の看護師さんからの話によると、回避できるのは体質的なものもあるんだとかとにかく良かった〜ぁ)
そして産まれてすぐ元気な産声を上げてくれた赤ちゃん
「泣いてる〜ぅ」
と、私も一緒に号泣
なんせダブルレインボーベビー(流産、死産後に産まれてくる赤ちゃんをレインボーベビーと呼びます)に加え、長女の姫様は初めは泣かずに産まれて来たし、次女のちび姫様は逆子で産まれて来たので、無事に産まれて元気な産声を聞けたことに嬉しさと安堵感で大泣きでした
陣痛中、腰をさすったり、テニスボールを当ててくれたり、私の手を握ってくれたのに「ちがうッ(私は手じゃなくて柵を握りたいんだッの意味)」と払い除けられたり、柵を握れず旦那の服を思いっきり掴んで揺さぶったりされた旦那さまには、
「暴言吐いたりしてごめんね」
と謝るも、
「えあんなの暴言の『ぼ』の字の点々の半分にもならないよ」
と、すごい例えで笑って答えてもらい、本当に感謝しかありませんでした
いろんな思い、たくさんの気持ちを込めて、
「やっと会えたね〜…」
と触った赤ちゃんのほっぺは、薄くてとてもつるつるでした…
令和6年5月21日(火) 20:16
身長51cm 体重3070g
我が家に元気な末っ子長男が誕生しました
長くなりましたが、そんな3回目の出産劇でした
絶賛産褥期中の今は、末っ子長男・若様と一緒に、実家で甘々に甘やかされて過ごしています
次回は、そんな日常で気づいた奇跡(私は奇跡だと思っている)についてお話させてください
それでは今回はこの辺で
最後まで読んでくださり、ありがとうございました