この10年、子宮筋腫に翻弄されて生きてきたと言っても過言ではない。
最初に子宮筋腫があると言われたのは10数年前だったと思う。子宮頸がんの検診に行ったとき、「子宮筋腫があるから、半年に一回は経過観察をして下さいね。あと、あなたの子宮は大きいです。」と言われた。
半年に一回、この不快な内診をするのはまっぴらだと、経過観察をサボりつつも、ずっと心にひっかかっていた。なぜなら私の母も子宮筋腫が巨大になり、50過ぎまで粘ったものの、結局子宮を全摘することになってしまったからだ。遺伝は侮れない。
その後一度人間ドックで子宮がん検診があり、クラッシックな設備の婦人科病院で「筋腫?ありませんよー。」とおじいさんの婦人科医の先生に言われ、少々疑いながらもいったんは安心した。しかし今から約8年前、地元の総合病院の婦人科で子宮がん検診を受けたとき、先生が「とても大きな腫瘍があります。卵巣嚢腫など悪いものだと心配なので一度ちゃんと検査しましょう。」とおっしゃり、MRI検査を受けることになった。
結果、約8cmの子宮筋腫が確認され、多発性であるため他にもいくつか大きなものがあり、「この大きさならすでに手術対象ですが、どうしますか?」とのことであった。
そこで私が思い出したのは、以前の職場の先輩が子宮筋腫摘出のため1ヶ月休んだという話だ。その先輩も言っていたが、今までずっと働きづめだったのだから、ちょっと自分の体のために休むのも悪くないのではないかと私は考えた。仕事のきりがつく時期に合わせ、入院+手術をし、しばらく仕事を休もうではないか!
これが私が子宮筋腫と本格的に向き合うことになった瞬間であった。
