学生時代、東京の西荻窪に一年間住んでいました


現在、かの地にルーシェという美容院があるんですね


私が、近年通っている美容院がルースなんです


偶然でしょうが、急に懐かしくなって書いています




善福寺公園にほど近い善福寺一丁目の下宿からバスで西荻窪駅へ


そこで中央線に乗って国分寺で乗り換えて鷹の台で下車して


玉川上水沿いの杜の小道を歩いて、ようやく美大に着くんです


電車通学は初めてでしたから、毎日善福寺から美大まで


校外学習の気分でしたね お弁当は持ってないけどねニコニコ




休日には、下宿の仲間と一緒に善福寺公園に出かけることもありました


公園の池を見下ろす立派なお家が、歌手の橋幸夫さんの


お宅と教えられすごいなと納得したり


池でお決まりのボートに乗ったり




公園の南側は自然が残されていて、私はその風景が非常に好きでした


美大のアトリエでは、静物画や人体を描いていました


でもこの風景も描きたい、そう思い続けてそして実行しました


かなり大きいキャンバスを持って、歩いて公園を往復しました


寒い季節だったから池の手前の枯れた葦と遠景の裸の木が


とても印象的でした


人通りは少ない場所でしたが、一組の親子が声をかけました


「○○号だね」と言われ、分かる人がいたと感心したものです




かきあげた絵は冬休みの課題として美大に持って行きました


電車の中で大きい絵は目立ったことでしょう


今ではとうていできないことが、当たり前にできるのが


私の青春時代でしたね




善福寺一丁目から歩いて駅まで歩いて行くと、善福寺川が流れていました


途中に藪平というお蕎麦屋さんがあったっけ


もう一度歩いてみたい道、西荻窪善福寺川沿い














猛暑日が続いたこの夏



娘の里帰り出産と母の弔いという



ふたつの重要な任務を果たせたかどうか



今、振り返る時間ができました





孫の成長は順調で、先日東京のマンションまで



送り届けました



可愛い赤ちゃんを毎日見られないのは、さみしいけれど



驚くほど育児熱心な娘が手厚く育てていくでしょう





こうなると、思いをはせるのは亡き母のことです



真に厳しい人生を最後まで生き抜いてくれた人



自分自身よりも子供の幸せを考えてくれた人



どんな人にも裏表なく誠実であった人



そんな母の天国への旅立ちは、兄の会社の社葬という形で



執り行われましたが、参列された方々は



母が呼び寄せたようにも思えました





私は今、自分に言い聞かせています



もう母の声を聴くことはできないと



脳裏に焼き付いた母の最期の顔をまるで目の前に感じながら





母を失って、ただひとつわかったことがあります



生前は私だけの母ではなかったけれど



今は私ひとりのお母ちゃんです




お母ちゃん、今まで本当にありがとう


あまり、親孝行ができなくてごめんなさい




これから毎年命日には、お花を送ります


お母ちゃんはお花が大好きだったからね















とうとうその日がきてしまいました



92歳の母は、2か月前から食事が摂れなくなり



点滴のみで生存していました



高齢であることから、覚悟はしていましたが



現実に訃報を受けることになってしまいました





昨年10月に母を見舞った時は



こちらからの問いかけに返事はするものの



自分から言葉を発することはありませんでした



母は日常的に口数の多い人でしたから



その時、初めて老衰を感じました





幼いころ育った瀬戸内の海と空に包まれて



もう一度、母の笑顔を見たかったけれど



それも叶わず





今はただ、母が、父の待つ天国へ無事に行けますようにと祈ります











先月以来、昨日まで雨が降らず猛暑日が続くも


本日は嬉しい雨模様




庭の植木はタップリと水を吸い緑が生き生きとしている


猛暑のため元気がなかった裏庭の野菜も再び成長するでしょう


雨水タンクは満杯になり


そして、今日は水撒きはお休み




7月19日に娘が男児を出産しました


8月末まで4人暮らしの予定です


私は洋裁教室を休んで家事に専念




新米ママの子育ては驚くほど熱心で関心するほど


日々成長していく赤ちゃんの可愛さに母性も強くなっていくのでしょう




「俺は、爺さんにはならないよ」と言っていた旦那さんも


今では抱っこが上手になり


やはり、ペットを可愛がる人は孫も同様かと納得




てんてこまいの一日は短くて、当分気が抜けないけれど


今日の恵の雨に包まれて


娘と孫の健康を祈ります










先日の、利根川水系の断水の影響はありませんでしたが



万一の場合に備えて、対策を検討



「裏庭に井戸を掘ればいい!」と旦那さんは言うけれど



そんなに簡単にいかないでしょう



そこで以前からの試案「雨水タンクの設置」を具体的に検討することに



さっそく近所のホームセンターへ出かけて行くと



あるある!よく目立つ売り場に豊富な品ぞろえ



まず、サイズを確認する



買って帰って、合わないからと交換に来るのは目立ちすぎるわ



だってね、カラーは三原色の黄色なんだもの



しかし、これをマイガーデンに設置すると、あまりに目立って



調和を乱しますよ



二人で悩んだ末、仕方ない、5千円高いけれどブラックカラーに決めましたわ



なんでこんなに値段の差があるんですかと



メーカーさんにお尋ねしたいくらいです





しかし、新築の時から考えていたこの雨水タンク



私自身が経験したことのない大地震や断水によって、



我が家にもたらされました



これで、万一突然断水してもトイレは流せるでしょう



毎年、裏庭の野菜の水やりが大変だったけれど



今年は労働が軽減するでしょう



あ、そうそうひらめき電球今月から値上がりする水道料金も怖くないわねグッド!