The PHANTOM of the OPERA ② | Pourriture noble


本日の出演者メンバーには、いらっしゃらなかったのですが。

プログラムを拝見すると。
女性アンサンブルの中に、娘ちゃんのバレエ教室で以前講師をされていた先生がいらっしゃいました(゚ロ゚)

わー!!

てことは、先生はバレエは勿論出来るし。
歌唱力や演技力も劇団四季に認められるほどの実力があるってこと?

凄ーい!!✧︎*。


*クリスティーヌ·ダーエ(山本 紗衣さん)
キャスト表を拝見して
『え?スザンヌさん?笑』
と、びっくりしました笑

まぁ‥スザンヌさんがクリスティーヌを演じたら、めちゃくちゃ可愛いでしょうね(♡ˊ艸ˋ)笑

いや。
そーでなくて笑
山本さんのクリスティーヌですが。

元支配人が
「いつも何かを夢見ているような子でして」
と、クリスティーヌについて説明しますが。
ホントにそのままな感じで。

常に、誰もが見過ごしてしまいそうな事を見ようとし、感じ取ろうとしていて。

彼女なら、ファントムを
『パパが送ってくれたANGEL OF MUSIC』
だと信じるのでしょうね。

そんなクリスティーヌを見て、ようやく
『あぁ、ファントムは彼女のこういうトコを好きになったんだろうな』
と思えました。

クリスティーヌ役を射止められるお方ですから、歌唱力は確かに素晴らしいのですが。

お声がくぐもるわけでもないのに、何故か伸びて来ませんでした。

勿論、声量はあるので。
聞こえないとか言う訳ではありませんが。

『Think of me』の
「二人の日々」
の「ひび」と伸ばす辺りなんかは。
自身の声に乗って、クリスティーヌがどこかへ飛んで行ってしまいそうな。
そんな伸びが欲しいんです。

私的に、ファントムは彼女が歌う時。
通気孔(かな?)を抜けて、ずっとずっと奥の。
地下の湖で、静かに彼女の歌声に耳を傾け。
「ブラヴィ」
と、優しく囁いている。

そういうイメージです。
映画でも、そういう場面がありましたよね。
あれです。

ファントムが劇場のどこに居ても、飛んで来るような歌声が聞こえて来る。
クリスティーヌには、そういう歌声が必要だと思います。

あと。
劇団四季って。
母音法で、明瞭に客席にセリフを伝えようとなさっていますが。
表情で伝えるって事はしないんですか?

ラウルが、めちゃくちゃ甘く優しく
「クリスティーヌ I love you」
と、歌っていると言うのに。

山本さん演じるクリスティーヌは、表情ひとつ変えません。
大好きな人に
「I love you」
と囁かれているのに。

彼女の脳内には、次の自分のパート
「すぐに馬車を呼んでちょうだい」
しかないんです。

これには、死ぬほど興ざめしました。

ラウルは
「愛してる」
と言っても、ひとつも嬉しそうにすらしないオンナのために。
縄が首を狙って飛んでくるような地下を辿って。
バケモノのような男から、彼女を救い出すんですか。

随分と奇特な男性と言う設定になりますね( º言º)

あとあと。
(まだあるのか)
クリスティーヌの髪型って、なかなか日本人には難易度が高いんですよね(^_^;)
分かります。

でも。
プログラムを拝見すると。
山本さん、とても可愛らしい方でした。
もしかしたら‥メイクの再考察しだいでは、クリスティーヌのかつらも十分こなせるのではないでしょうか?





↑これは、山本 紗衣さんですか?(゚ω゚;A)


*ラウル·シャニュイ子爵
ファントムに引き続き。
彼もまた、クリスティーヌのどこに惹かれたのかとか。
あまり伝わって来ない感じでした。

きっかけは、可愛いロッテかも知れませんが。

前述したように。
彼は大変な危険を冒してでも、クリスティーヌを守ります。

それくらい、彼女への強い想いがあるのは‥なんで?Σ(ㅎ_ㅎ*)
みたいな笑

ラウルについて、観ている者にそう思わせちゃっちゃあアカンと思うのです。

ビジュアル的には、スマートな好青年でした✧︎*。