MY FAIR LADY (2016年) ① | Pourriture noble


今週は、何だかあれこれ忙しくなってしまいました(^_^;)

ホントは霧矢 大夢さんのイライザも観劇したかったのですが、何せ
『みりお祭り』
開催中の身なので笑

大好きな真飛 聖さんのみにさせて頂きました(^_^;)


*イライザ·ドゥーリトル(真飛 聖さん)
ホントにホントに。
可愛くて愛しくなってしまう女の子でした。

誰もが大好きになってしまうし。
誰からも愛されてしまいそうな。

狙っているわけでもないのに、愛されてしまう才能を持った女の子。

色が白くて。
大きな瞳よりも大きく目を見開き。
嬉しそうに人の話に傾聴する。

でもそれは全て、愛されようと狙っているわけでも何でもなくて。

持ち前の天真爛漫さが、そうさせている。

私は、オードリー·ヘップバーンさんの映画を見ていません。

なので。
『ローマの休日』の時のような現象は、この作品には起こらないので笑

特別違和感もありませんでした。

目を大きく見開く様子も、その時はあまりにも目がデカくて笑

若干びっくりするのですが。
淑女となったイライザは、あの表情は絶対にしませんから。

そういう『違い』を敢えてもたらしているのだと思います。

ホントはとても姿勢の美しいお方なのに。

猫背で、股を開いてがに股で歩く様子も見事な下町娘でした笑

て言うか、もー。
きっと真飛さんは、オードリーに引けを取らないくらいの可愛さと美貌ですよね!!✧*。

イライザは、どの辺りからヒギンズ教授が好きなっていたのでしょう?

皆と居るのが楽しくて、嬉しくて。

でも、一番はヒギンズ教授に大切にされたい。

あの怒り方は、あれですよね。

ピッカリング大佐が同じ扱いをして、同じ発言をしても。
イライザは、こんな風にはならないですよね笑

やっぱりこれは、ヒギンズ教授だから。

指輪を投げつけられた時の悲しい表情。

傷つけられた自分を見ているかのような、惨めな表情でした。

3年前のこの作品よりも。

『ヒギンズ教授とイライザのお話』
と言う感じを強く受けました。

3年前は、もっとセリフの中でも
『皆と居るのが楽しい』
とか
『3人で云々』
みたいな事を多く言っていたような気がするほどです。
(多分、セリフは変わらないですよね?笑)

3年前は
『ヒギンズ教授とイライザとピッカリング大佐の絆のお話』。

今回は
『ヒギンズ教授とイライザの愛のお話』。

のように、私は感じました。

どちらも、素敵です✧*。

でも、何か。
女性って強いですね笑

1幕では、悪態つきながらも。
一生懸命、ヒギンズ教授の言う事を聞いていたイライザなのに。

2幕では、すっかり教授の理想的な‥それ以上の言葉を喋れるようになって。

教授に求められるようになっていました。

あと、歌唱ですが。
勿論、素晴らしいのです。
お声も綺麗ですし、高音域も問題無いのですが。

『I Could Have Danced All Night』
だけは、イマイチ声量に欠けました。

これ、3年前もそうだったように記憶しています。

難しいナンバーなのでしょうか?

他のナンバーは、何ら問題無いのですが‥。