起業する方必読の書‘思考は現実化する’の
著者ナポレオン・ヒルを知らない方はいないでしょうね。
ナポレオン・ヒルは貧しい家に育ちますが、のちにルーズベルト、
ウッドロー・ウィルソン両大統領の補佐官・顧問官にもなり自らも
大富豪の仲間入りをはたすことになります。
実は、彼がまとめ上げたビジネス・人生成功ノウハウ、
ナポレオン・ヒル・プログラムの誕生には運命的なドラマがあったのです。
それは1908年の秋の事でした。
カーネギー・ホールでも有名な、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーから
当時25歳の青年であったナポレオン・ヒルにその後の人生を大きく
左右する提案があったのです。
ナポレオン・ヒルは当時ジョージタウン大学に通う学費が必要で、
成功者のインタビュー記事を新聞に投稿するアルバイトをしていました。
そのインタビューでナポレオン・ヒルが最初に訪ねた人物が
アンドリュー・カーネギーだったのです。
インタビューは最初3時間だけという約束でしたが、
3時間が過ぎた後もカーネギーはナポレオン・ヒルを屋敷に招き入れ、
実際にはインタビューは3日間続きました。
そして、3日目の夜にカーネギーから、
ナポレオン・ヒルのその後の人生を大きく変える提案があったのです。
「私が今まで話した成功ノウハウを、20年間の期間をかけて
ナポレオン・ヒルくん、君にまとめあげてもらいたいんだ!
まずは500名程度の人物を君に紹介する。
その人物達が どのような考え方や行動をした時に成功が訪れ、
又、どうのような考え方や行動をした時にお金を失い、
人が去っていき、更にどのような考え方や行動をした時に
ソコから這い上がってくるのか!?
それらを全て体系的にまとめあげてもらいたいんだ!
答えを YES か NOでくれないかね!?
それから、もうひとつ条件がある!
私は20年間、君には金銭的な援助は一切しないがそれでもいいかね?」
もちろん、ナポレオン・ヒル青年は一瞬考えました。
「この人はなんて事を言うんだ!
20年間もの間 私にタダ働きをしろというのか!?・・・」
しかし、その瞬間!
何処からともなく 声 が聞こえてきたのです!
おい、ナポレオン・ヒル!
こんなチャンスは人生にもう2度とやってこないぞ!
ほら、イエスと答えるんだ!!
「私にやらせて下さい!カーネギーさん!」
ナポレオン・ヒルはこの瞬間、一生を変える決断をしました。
その決断に要した時間は「29秒」でした。
あとでカーネギーはヒルに明かすのですが、
その時にストップウォッチで計っていたんです。
カーネギーはナポレオン・ヒルに言いました。
「もし、君がこの決断を下すのに1分以上かかったら
君はもう、見込みがない人間だと思ってあきらめる
つもりだったんだ。
この程度の決断をするのに1分以上時間がかかる人間は、
何をやらせてもモノにはならないんだ。
大きな事など、とうてい成し遂げられる訳がないからね。」
当然、カーネギーには生活を保障するくらいの事はできました。
しかし、保証すれば誰でもやる。
無報酬でやりきる人間でないと「本物の生きた成功ノウハウ」
など作り上げる事はできない。
それがカーネギーの真意でした。
ナポレオン・ヒル・プログラム誕生の裏には、このような
ドラマチックなエピソードがあったのです。
ナポレオン・ヒルの一生29秒の決断は、
私達に大きな意味を教えてくれました。
それは成功者といわれている方々は皆、
決断力があるということなのです。
完全放置塾 改