先日のノンシリコンとともに
年内にまとめておきたいと思っていた、「角質培養」についてのお話です。


クローバー


わたしが角質培養をはじめて、2年が経ちました。
肝心のお肌の調子は…すごぶる快調です。
ほんとうにやってよかった、の一言につきます。


お肌のキメが整って、透明感が感じられるようになりました。
無理やり角質をはがして得たつるつるのゆでたまごではなく
白桃の表面のような、ふんわり・ふっくらとした質感。


できては治り、治ってはまたできて…の
くり返しだった大人ニキビも、ほとんど見なくなりました。
角質培養前は、いつも顔のどこかに必ずあったのに!


まほうのでんち-角質培養B
きちんと泡立てて優しく洗うのは、洗顔の基本!


角質や、お肌に対する考え方も変わりました。
以前は、夏に紫外線を浴びて硬くゴワゴワした肌になると
すぐさま角質ケアをして、つるつるに戻していたもの。


でも、紫外線を浴びて角質層が厚くなるのは
その下の基底層や真皮層などの、お肌の基盤となる大切な部分を
紫外線から守るためなんですよね。


ちょっとくらい手ざわりが悪くても、がまんがまん。
そうすると、なぜか肌に透明感が増してきたんです。


「くすみは古い角質が原因。角質ケアがくすみ対策の近道!」
という概念を植えつけられていたわたしにとって、衝撃そのもの。
同時に「角質培養という考え方はわたしの肌に合っているんだ」
と確信できた瞬間でもありました。
(夏の間のゴワゴワ感は秋になると自然になくなっていきました。)


$まほうのでんち-角質培養A
角質培養中、本当に助けられたアイテム。右からクレンジングオイル、高保湿化粧水、白色ワセリン。


わたしが守っていたのは、だいたいこんな感じ。

◆ 角質ケアアイテムは一切禁止
◆ 肌を絶対にこすらない
◇ クレンジングはオイルで優しくなでるように、1分以内で。
◇ 洗顔も優しく泡を転がすように、1分以内で。
◇ コットンはできるだけ使わず、ハンドプレスで。
◇ 季節を問わず、保湿はしっかりと。
◇ メイクのときもこすらず優しく、肌にのせるように。


◆がもっとも重要で、あとは具体的な方法となります。
こうやってあらためて書き出して見ると、「当たり前」と思えるものがほとんどですね。


(注意)
角質培養という考え方の中には
「合成界面活性剤は角質を溶かす」というものがあり、
合成成分を一切排除したスキンケアを目指す方法もあるのですが
その考え方には賛同しかねるので、自分では
「ゆるめの角質培養をやったのだ」と考えています。


クローバー


「角質培養が、お肌によい方法か否か?」
正直に言うと、本当のところはよくわかりません。


わたしのお肌には合っていたと思います。
ただ、世の中にあるほとんどの美容方法がそうであるように
「合う人と合わない人がいる」ということは、絶対に忘れてはいけないと思うんです。


いまは美容に関する研究も技術も進んで
情報も自分の力で得られるよい時代ですから
自分が納得して、正しいと信じられる方法で
1枚だけの大切なお肌を守りぬいてほしいと思います。