アルビオン、イグニス、コスメデコルテ・・・
いわゆる乳液先行型スキンケアを提唱しているブランドでは
単に乳液を使う順番が違う、というだけではなく
乳液の働きそのものが違うことが多いです。
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わたしがいま使用しているアルビオンでは
乳液の働きは うるおいの膜を作る ことではなく、
うるおいを補いつつ角質層を柔らかくほぐし、あとに使用する化粧水の吸収を助けること。
そのためにコットンにポンプで2~3プッシュ、多めに乳液をとり
力を入れずに優しく、マッサージするように乳液をなじませていきます。
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・・・でも、わたしにはコレが落とし穴だったようで。
はじめて乳液先行のスキンケアをはじめたとき、
購入したのはたしかイグニスのソフニングアップミルクだったと思います。
乳液をたっぷりコットンにとり、くるくると肌になじませると・・・
肌がもっちり・ふっくらとうるおい、コットンが真っ黒に。
このコットン真っ黒がおもしろくて、ついつい力を入れすぎたのがいけなかったみたい。
だんだん皮膚がうすくなり、ちょっとの刺激(アルコール分多めのスキコンとか)も敏感に感じる、
キメの粗い肌になってしまったんです。
肌の異変には気づいたものの、その頃の私はまだビニール肌という言葉も知らなくて・・・
美容偏差値の高い同僚のEちゃんが
「わたしはめんどうだから、コットンなしでデコルテ使ってるよ~」
・・・といっていたのを思い出し、真似してみることに。
コットンを使わなければ肌を変にこすることもなくなるので、当然肌状態も回復。
それからは、週1~2回、くすみが気になったときだけコットンで拭き取ることにしました。
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そして昨年、ビニール肌や角質培養という言葉を知って・・・ くわしくは
それからはずっと、乳液も化粧水もハンドプレスで丁寧になじませています。
乳液は1~2プッシュ。わたしは1.5プッシュがいちばん適量だと感じています。
顔全体に優しく、たるみを引き上げるようになじませます。
化粧水は1プッシュずつ、少量を丁寧に押し込むように。
それを2~3プッシュ重ねて、肌がしっかりうるおったな、と感じたところで終了。
乾燥がひどいときは3プッシュ目まですーっと浸透するし、
逆に2プッシュ目でいつまでもびしゃびしゃで、全く浸透しないときも。
そのときの肌状態にあわせて、加減するようにしています。
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もちろん、メーカーの推奨する方法がいちばんいいのはわかっているんですが・・・
わたしはこの方法でいままでにないくらい肌状態が安定しているので、
しばらくはこのままでいってみるつもりです。