広島に原子爆弾が投下されてから74年。
私が小学生だった頃、郷里の広島では8月6日は登校日でした。
8時15分に黙祷した後に体験談の放送を聞いて平和である事の大切さを学んでいた記憶があります。
その中で今でも忘れられないお母さんの体験談があります。
74年前のあの日も暑い朝だったそうです。
朝、赤く熟れて生っていたトマトを食べたいと言った娘さんに『帰ってから食べんさい』と学徒動員に送り出したそうです。
娘さんとはそれが最後になってしまいお母さんは『あの時トマトを食べさせてあげれば良かった』と泣きながら話しておられました。
当時は映像では無く声だけなのですが、私の中では娘さんとトマトの映像が頭に浮かんで離れませんでした。
私は毎年この日が来るとその話と真っ赤なトマトを思い出します。
何十年経っても忘れられない。
自身が母親になってみてこのお母さんの気持ちを想うと本当に胸が苦しくなります。
そんな事を想いながら今朝もいつものように静かに黙祷。
犠牲になられた多くの御霊のご冥福と人類が知恵を合わせて世界が永久に平和であるようにお祈りしました。

昨年買ってきたオリーブが実を付けました。
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