合判も二回目が終わりました。

よくこの時期になると、色々なテストがあり、結果もよかったり悪かったり、どの試験の結果をあてにしたらよいのか、なんて迷われる方多いと思う。

長男の時を振りかえって思うのは、学校によって傾向が違うのだから、一概に偏差値だけみるのではなく、各教科の分析が必要だな、と思う。

基本、合判は土台となる学力は図れるのではないかと思っている。だからあてになる、というのは一理あるとは思う。

ただ、良くなかったから絶望、でもない気はする。

長男の場合、合判は過去最低偏差値を叩き出した回もあり、あまりふるわなかった。

理由は国語。

結局Sのテストは最高峰の学校への適性がわかるテストだと思う。
長男は、そこより一段下がる60前後の学校を目指すレベル。しかも、男子。

国語が苦手な長男にとって、サピの6年からの国語は難しすぎた。

が。実際過去問をやってわかったことは、男子は開成、聖光レベルの学校じゃなければ、サピの6年国語レベルまで必要なく(学校にもよるけれど)、5年までは国語は得意ではないながらも足をひっぱるほど悪くなく、実際過去問をといてみると、学校によっては逆にとれたり、国語がマイナスになることはなかった。

我が家の場合、受験する学校の国語の過去問で問題がなかったので、4科偏差値は気にせず、算理社の偏差値は重視し、国語のできは気にしないようにした。

合判の利用方法は、うちの場合、過去最低偏差値だったため、滑り止めの偏差値決めに利用した。
この偏差値を滑り止めにして、まず心配はないだろう、と。

男子、女子でも分析は変わるし、得意科目が何かでも分析は変わる。

うちは男子なので男子しかわからないが、理社で稼いで算国苦手より、算数や国語が得意でそこで点数を稼いでいる子のほうが、同じ偏差値でも強いと思う。

長男のばあい、算数は安定して得意で、受ける学校より算数単体の偏差値は高く、実際過去問をやると算数で何十点か稼げた。

過去問と合判の結果は、一致していなかった我が家の場合。ただ分析は当たっていて、国語は合判ほど心配なく、算数で稼ぎ、理社は合判なみ、となった。

開成、つく駒レベルは、合判は落としてはいけないレベルの土台な気なする。まずそこはきっちりとれる実力があり、なおかつ各学校の傾向にも合わせていく必要がある。

が、そこまでのレベルではない人は、個々で教科毎に分析して、結果が良くても、合判とは傾向が違う学校は学校別、過去問を重視すべきだし、Aタイプで傾向が似ている学校ならある程度信頼は得られるのではと思う。

我が家はBタイプメインだったので、学校別の方が実際の結果に近かった。

結局合格を勝ち取れる子は、努力も大事だけど、適性をみわけることがとても大事で、そこから併願校を探していけば、第一志望に落ちることはあってもそんな大失敗な受験になることはないのでは?と思う。

ちなみに塾の先生は、経験者なだけあって、面談や日々の相談に適切だったとは思うが、親ほど子供の細部まで把握してない場合は多々あるので、私は懸案の国語に関しては心配していなかったが、先生はそこまで楽観視してなかったと思う。

個々の分析とても大事だと思います。