君を抱きしめてもいいですか | ✧︎*。いよいよ快い佳い✧︎*。

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主人公から見ても、悪人から見ても、脇役から見ても全方位よい回文世界を目指すお話



大人なんか信用できないって
顔に書いてある

生きていても虚しいって
背中が叫んでる


目の奥が氷のように温度を失って

思うように振る舞えない


身体がサインを出して 
涙が溢れ出て
違う違うと教えてくれていても


一番良い子でいたいと願っていたのは

今も願っているのは


君自身なんだと気づいたんだ



例えば


上手く想いを伝えられずに
誤解を生んでしまったり

大好きな家族の期待に応えられなくて
誰より傷ついてしまったり

友達が友達と思えなくて
不安に呑み込まれそうに
なってしまったり


適応できないことに
優しい心が
折れてしまいそうになるよね


だけどね

お父さんやお母さんが

君に期待していることは

実は一つしかないんだ




いつも元気で過ごせますようにと

君が楽しく大人になりますようにと



君の幸せになることしか
期待していないんだ



勉強が出来たり
運動が得意だったり


君の力がキラリと光ると
それはとても誇らしくて

気づくとオマケの期待に
なることはあるけれど


君が存在している
ただそれだけで
どれだけの喜びを与えてくれているかを

君が知ってくれるといい




自分以外の何者にも
なろうとしなくていいんだよ



ちっともおかしいところなんてない

嫌いになるところなんてない



だって、
君が選んだ家族が、
心から愛しているありのままの君を

変えたりする必要なんてないよね


君だから素敵なんだし
君だから愛されているんだから



君たちはいい子

とてもいい子

 
優秀かそうでないかじゃない



その答えを


見抜けなかった人もいる


だけど、


見つけてくれた人がいる



擦れた顔をしていても
気のない背中をしていても


本当は、可愛い可愛い笑顔が隠れてる



慣れない場所で
頑張って生きてくれてありがとう


理解が足りなくてごめんね


適応できなかったのは君じゃなく
外の世界のほうなんだ



でも、ちゃんとわかりたいから

どんな時も寄り添っていくから

手を離さないで信じて欲しい





君たちはみんな、大人の宝物

君たちはみんな、輝く愛の星の種




神さまが与えてくれた、
大きな希望の道しるべ



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あなたにとって素晴らしい出来事が起こりますように。

あなたの大切な人が幸せでありますように