せつな
刹那・・・極めて短い時間 瞬間
一刹那・・・仏教語で時間の最小単位を表す
75分の1秒 もしくは 弾指（指を一回弾く）の時間の65分の1秒
あの日失ったものがある
でも 小さいものだけど得たものもあった
グチャグチャになった実家の片付けをした
少し黄ばんではいたがキレイな形を保ったままの2枚の厚紙を見つけた
僕の通信簿
小学1年生のときのものと3年生のときのものだ
あのごくごくシンプルな一文を
僕はあの日から一生忘れることはないだろう
”嫌いだった牛乳も最近は飲めるようになり
チャイムが鳴っても席につかないことも少なくなり
成長が見受けられます
一度やると決めたことは人一倍最後まで粘り強く
そのあきらめない努力する姿はいつも関心させられます
今後は授業中に時折 大声を出してふざけたりすることがないよう
指導していきたいと思います”
僕はどんな1年生だったんだろう・・・笑
1年生の1学期も2学期も3学期も
3年生の1学期も2学期も3学期も
僕の父親は最後にいつも とっても優しい字で
シンプルにこう閉めていた
”思いやりのある子に育てて頂きますよう
ご指導の程よろしくお願い致します”
・・・それを胸に刻み 続けてきたことがいくつかある・・・
今日 ひとつ答えが出た
ありがとうございます
胸が締め付けられた
涙を流す彼らのその言葉に 僕が続けてきたことが
正しかったと思えたから苦しかったんじゃない
・・・胸が・・・心が・・・痛かった・・・
僕には時間がない
もう階段をひとつひとつゆっくりと登っていく時間はないんだ
このくらいなら誰でも出来る
僕はもっと大きな橋を架けたいんだ
去年一昨年のこの日のブログを読み返してみた
僕は 進めてるだろうか。。。
そしてここには何万人の人がいるだろうか!?
3年前の14時45分で時が止まって欲しかったと願う人たちが
いや 14時46分の一刹那だけ前でよかったんだ
HOPE
★