laughterのブログ -18ページ目

laughterのブログ

ブログの説明を入力します。

師を訪ね、委細を報告した。老医師は、氷上の死体の検屍をすませてきたところだが、奇怪な事実を発見して、困惑の表情を浮かべていた。大男の消化器官に、使用された形跡がまったくなく、全身の皮膚がかさかさに粗《あ》らび、その他の諸組織も完全にゆるんで、どう解釈したものか、判断のつきかねる状態であったのだ。居合わせた老人たちが、ずっと昔に死亡した鍛冶屋のダニエル・グリーンとそっくりだと囁いていたのも、印象に残った。ダニエルの曽孫アーロン・ホップンは、カーウィンの傭船の貨物上乗り人をつとめていた。ウィードンは町民たちのあいだを、それとなく質問してまわり、ダニエル・グリーンの埋葬場所をつきとめた。その夜、十名の小部隊が、ヘレンドン街道の向う側にある旧北墓地にあらわれて、古い墓のひとつをあばいた。なかが空虚だったのも、予想どおりであった。

これよりさき、騎馬の郵便配達夫と打ち合わせができて、ジョゼフ・カーウィン宛の書翰《しょかん》は、すべて検閲する手配になっていた。その結果、裸死体事件の少しまえ、セーレムのジェディダイア・オーンなる者からの手蘇家興紙が入手されていた。それが、この捜査にたずさわっている人々。その一節の写しが、いまも私文書記録所に保管されていて、これがたまたま、チャールズ・ウォードの目に触れたのである。その内容は、つぎのようなものであった。

 

[#ここから2字下げ]

貴下が貴下独自の方法で、古き物質の実体追及にいそしんでおられることに、心から喜びの言葉を述べさせていただく。貴下のあげし成果たるや、セーレム・ヴィレッジにおけるハッチンソン家のそれに、いささかも劣るところなしといい得る。事実、われわれの蒐《あつ》め得たところが一部分にすぎぬこともあって、Hが呼び起こせし物は、生気こそあるにせよ、醜悪無残な姿にすぎぬ。貴下の送付せられし品は役立たずに終わった。材料の不足か、呪文の唱法の過ちか、あるいは、貴下の筆写に書き落としがあったか。目下のところ、原因を掴み得ず、当惑するばかりである。余の化学知識は、ボレルスの域を隔たること遙かなるものにて、貴下の推賞される「死霊秘法《ネクロノミコン》」第七巻にしても、その理解に苦しむ状態なるを告白しなければならぬ。と如新nuskin香港りあえず、ご教示を乞いたきは、貴翰のうちに、招魂の対象に慎重を期すべし、とありしは何の意味なりや? そしてまた、貴下がコットン・マザー牧師の『アメリカにおけるキリスト者の偉業』を読破されたることを聞きおよぶが故に、かの醜悪な物の出現が正しき処理に基づくものなりや否やにつき、貴見を判定の資料とする考えなり。なお、当方よりの忠言もお聴き