妹が中学受験する理由

妹の中学受験はだれに言われるわけでなく、自分ではじめた。
公文に通っていた娘がある日、受験をする、塾に行く、といいだした。
長男坊が中２、娘は小４の秋のころ。
長男坊が中２となり、進学先に「行かせてよかった」と手応えを感じはじめており「娘も行かせてもいいな」と思いつつも、娘には「公立で力をつけて高校受験もあっているんでは」と考えていたころで娘に勧めるかどうか迷っていたころだった。

娘は兄が大好き。
親から見ても兄妹、仲がいい方だと思う。
そんな兄が日頃、自然に楽しそうに話す私学ライフに、娘も普通にあこがれ、普通に自分も行きたい、と考えるようになったようだ。

今、兄は時々娘にせがまれて勉強を教える。
ゲームや自分の趣味に入り込んでいるとき親に返事すらしない彼が、娘にせがまれる時は勉強を教える。
受験生時代に苦手だった理科は高校生になった今も受験問題は苦手らしい。
「理科を聞くなよ～」と言いながらなんだかんだと教える。
受験生時代得意だった算国はスイスイと教えている。

通っていたい塾の定期テストで塾内10傑にはいり、自分が今とどかない偏差値をマークしていた兄は妹の立派な目標。

息子よ、なぜ自分が妹のリスペクトを受けるかわかるか？
なぜイケメンでもなく、マメでもないおまえに小学校時代の同級生の女の子たちが今でも連絡をくれるかわかるか？
おまえの学校のブランドではないぞ（笑）

クラスで中学受験する男子はおまえ一人で、通っていた塾の教室には御三家への実績もなく、自分で未知を切り開くような受験生活だった。
受験生だったあの時、たしかにおまえはリスペクトを受ける存在だったんだよ。

きっといつかその理由に気づいてくれるよね。

志望校と言えば・・・（２）

長男坊の場合の志望校選びの基準は簡単。

1.通学時間が短いこと

　中学生が1.5Hも電車のって学校通わなくてもいいでしょ。
　せいぜい40～5分かな。
　とても寝坊な子だしね。


2.校風が自由がこと

　かっこよくいうと、世の中は自由競争。
　大人になってから自由をもてあますようでは困ります。
　自由とどう向き合うか、きちんと身に着けてほしい。
　だから自分で考え、調べ、行動する、そんな学校に入ってほしいと思いました。

結果。
近場の学校にして大正解。
嫁は早起きしなくてすむし、長男坊は7時までねてやがる。

だけど自由は取り扱いが難しいですね。
入学時上位10傑だった長男坊、遊びほうけた三年の代償はやっとこさの高校進学。
テストも赤点だらけじゃん・・・

後二年半の高校生活。
どんな風に彼はすごすんでしょうかね～

志望校と言えば・・・

今、思い出しても震え上がる長男の志望校選び・・・

第一志望のＡ校。
息子のお気に入りのＢ校。
親がこっそり裏本命と考えるＣ校。
３校とも息子も親もお気に入り。

この三校の偏差値は一点差でＡ→Ｂ→Ｃと並ぶ。
四谷の50％偏差値はほぼ同じ。
四谷で合格可能性60％を出したのはなんとＣ校の一回こっきりのみ。

「気に入った学校がない」ということで押さえなんぞありません。
他に受ける学校は練習校のみです。

・・・今思い出しても冷や汗が流れてくる。

だけどあの時はそれで行けると思ったんだよ。
息子はきっと合格をつかんでくるな、根拠なく思えたんですよねえ。
三つ合格したらどこ行こう？なんて言っていたっけ。

おかげさまで息子は現在Ｃ校に楽しく通ってます。

はじめまして・・・

このブログは現在高校一年生の息子の中学受験の話。
我が家は現在小学６年生の娘がいて、中学受験の真っ最中。
息子の時の経験は、今、娘の受験にとっても役にたっている。
娘のブログの中に書ききれない息子の受験のこと、その後の学校生活のことをこちらに書こうと思います。
娘の受験記を書きながら、何か思い出したら、気が向いたら、のんびり書いていきます。

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