
亜希子さんのユーモアは、元気を与えてくれる。
笑わせてくれるエピソードで、くじけそうな心を力強く応援してくださる。
そして心温かく包み込んでくださる。
今日は毎月恒例のけやき美術館でのお話会。
「夫はいつも『僕は大器晩成だから』って言う。
もう73歳になるんですけど」
紘矢さんはすでに大器であることは誰もが承知している。
しかし、紘矢さんご本人はまだまだ大器ではないと思っているらしい。
そして亜希子さんは、純真な心を持つ73歳を笑い飛ばす。
そこには深い愛を感じる。
私も大器晩成です!
今日は最初に映像作家の石山さんについてお話しになった。
石山さんは、世界の12の先住民族のドキュメンタリー映画『響き』を作っている。
その映画の製作費を得るためにスポンサーを付けるのを良しとしない。
自分のミッションとしての映画を作れなくなるという拘りがある。
それを聞いた亜希子さんは、
「あなた、我が強くない」と彼に言った。
実はこの話を2週間前に石山さんから直接聞いた。
「亜希子さんから、『こらっ!』と怒られました。
『あなた、我が強くない』と怒られて、とっても嬉しかった。
亜希子さんの『こらっ!』には深い愛が満ち溢れていた。
とても感謝しています
そして私は『響き基金』を作ることにしました」
と溢れるニコニコ笑顔で話してくれた。
そのときに、石山さんの名言を教えていただいた。
「絶対に使わないようにしている言葉があるんです。
それは、『人のために』という言葉。
❝偽り❞という漢字は、人の為と書きます」
どんなことも自分のためにするのであって、
人の為にすることはない。
石山さんはホームレスの看取りをしている。
それで、寝たきりの路上生活者ともご縁がある。
今回の「響き基金」に一人の寝たきりの路上生活者が、
まさしく立ち上がった。
空き缶を集めて少額を得た。
石山さんは言う。
「それは私の為ではなく、自分のために得たお金だ。
路上に寝たきりの高齢者が立ち上がったのだから」
そして、ホームレスの仲間に賛同者の輪が広がった。
彼は号泣して、そのお金を受け取った。
明後日石山さんは、ケルト民族を取材するためにアイルランドへと日本を旅発つ。
日本に戻ってくるのは6月2日。
そして、6月6日から8日の
「紘矢さんと高野山ツアー」に参加してくれる。
撮影秘話を聴けるのが今から楽しみでワクワクしています。
写真はゲストの野崎ユリカさんとのツーショット。







