漫画編集者こ佐渡島庸平さんが、
お勧めしていたので、フォード対フェラーリを見た。
一言で言うと、車にのめり込んだ芸術家の話
だったように思う。
とにかく車が好き。
スピードやドライビングや、車の性能を上げたい。
もっと、早く。早く。
タイトルは、フォード対フェラーリという
ゴジラ対メカゴジラ的な
対決色が強いものになっているけど、
本質はそこにはない。
不器用なレーシングカー好きな男2人の話です。
僕は車のこと全くわからないし、
レースは、マリカーしかやったことがないけど、
人間ドラマとして、楽しめる。
それぞれの気持ちを、
言葉であまり表現しないところも
良いなと思った。
何かを追求したくなる。
表現したくなる。
ここまで行きたいんだ!
どうしてもついて回る、
「フォードの都合」との戦い。
資本主義社会との間で何を選択するのか。
順位とかを超えたところに
価値を見出していく。
これ、ほとんど芸術家の話だった。
長い映画だけど、おすすめ。