今年の10月は早いもので母の5回目の命日がやってきました。


もう寝たきりになった母の最後は自宅で自分が介護すると決めて、主治医の先生にお話をして、自宅で介護する方向で動き出しました。

先生に大変だぞ!とは言われましたが、何より母が帰りたがっていたので。

「もうどこも悪くないから、早く帰りたいって!」寝たきりのくせによくいうわって思いましたけど!笑


地域医療連携室や外科病棟の看護師さん、先生方、ケアマネージャーさん訪問看護で毎日通っていただく訪問看護師さん、介護用品のレンタルをしてくださる業者さんなどたくさんの方々のお世話になりました。


外科病棟の看護師さんの配慮で、自宅でのおむつの替え方や体位の変え方、点滴の替え方、水の飲ませ方などなど沢山教えていただきました。

経験がないとわからないと思いますが、水を飲ませるのがとっても大変なことなんです。咽せてしまうので恐怖でした。看護師さんも怖いと言っておられましたよ。


入院中はコロナ禍の最中で、本来は面会できなかったのですが、外科病棟の看護師さんが主治医の先生に交渉してくださって、おむつ交換の練習やその他の介護の練習なら、毎日来ても良いということで、許可をとってくださって、自宅に連れて帰るまで毎日通うことができました。

コロナは本当に困りました。看護師さんに許可をとっていただく前は全く面会できませんでした。


この時に毎日教えていただいた看護師さんに、「完璧にやろうと思わない方がいい」と言っていただきました。

プロの看護師さんには許されないことでしょうが、完璧にこなそうと思うと、続かなくなってしまうからと。

それに「あなただったらできるので大丈夫」とも言っていただいて、とても気持ちが楽になりました。

もうやるしかないのですが。


しかし現実はとっても大変でした。

付きっきりでいなくてはいけないし、寝られない、自分のことは何もできない。

ストレス溜まります。

スラックスのウエストが緩くなったと思ったら、一気に10kg体重が落ちていて、髪の毛も洗髪するたびにごっそり抜けて!笑、これも一気に無くなっちゃいました!笑

ただ毎日1時間以上かけて、訪問看護師さんが通ってくださったので、本当に助かりました。

ありがとうございました。

でもね、どんなに大変でも、いつまでもいてほしいって思いました。

沢山の方々にお世話になりました。

本当に感謝しています。ありがとうございました。


外科病棟の看護師さんにかけていただいた

「完璧にやろうと思わない方がいい」という言葉がとっても印象に残っています。

実は完璧にやらなきゃダメってって言われるのかと思っていたので。


今、ちょっと自分がスランプ気味で、な〜んにも出てこなくて、やる気もなくて!笑

ちょっと思い出したことを書いてみました。

まとまりのない文章でごめんなさい。