アサッテの人読了
なかなか難しい小説ですね。
ブッキッシュとは違う次元の小説でした。
作中に出てくる名詞、ショウペンハウアーやシオラン。こういう厭世的なトラップもありつつ。
思考的にはウィトゲンシュタインを思い出し、構成的には伊勢物語を想い出しました。
伊勢物語の主役は和歌。言葉が主役になっているということです。
そしてその和歌と物語の起源以前的なもの、物語が生成してくる力のごときものが書かれています。
人が生まれる時、どう言語を獲得するのか、なにを信じて生きていくのか、そしてそのストーリーはどのように展開していくのか。こういったことはラカンがすでに体系化していますが、ストーリーという視点でみるとまったく異なる世界であります。

なかなか難しい小説ですね。
ブッキッシュとは違う次元の小説でした。
作中に出てくる名詞、ショウペンハウアーやシオラン。こういう厭世的なトラップもありつつ。
思考的にはウィトゲンシュタインを思い出し、構成的には伊勢物語を想い出しました。
伊勢物語の主役は和歌。言葉が主役になっているということです。
そしてその和歌と物語の起源以前的なもの、物語が生成してくる力のごときものが書かれています。
人が生まれる時、どう言語を獲得するのか、なにを信じて生きていくのか、そしてそのストーリーはどのように展開していくのか。こういったことはラカンがすでに体系化していますが、ストーリーという視点でみるとまったく異なる世界であります。


