ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが始まった。
小さい頃から都心に住んでおり、スキー、スケートはやって見た事はあるものの、あまり縁がなかった。
したがい、冬季オリンピックそのものにもあまり関心がなかった。
ふと、何ともなしにフィギュアスケート団体の試合が目に入る。
ペアのショートプログラムが始まった。
否応なく、木原龍一の斜視が気になってしまう。
曲が流れる。Paint it black アップテンポな曲調に負けじと二人は滑り出す。
チェロのどこか物悲しい音色と二人の繊細であるが伸びやかな滑りがシンクロナイズする。
二人の呼吸と線の美しさは圧巻だ。他を寄せ付けない魅力がある。
2019年、二人はそれまでのペアを解消し、スポーツランドでアルバイトしていた木原龍一に三浦璃来から申し出があり、
ペアが誕生した。
その小さな奇跡をお互いが育み、開花させ、今、その輝きが世界の人々を魅了している。
これからも魅力あふれる二人の活躍を追いかけて行きたい。