僕は、パラグアイにいた。
日系人の人たちが集まる広場で僕は友達と一緒にそこにいた日系の方たちと
今のパラグアイと日本のことについて話をしていた。
そのプラサの前には最近出来たばっかりのきれいなバーがあった。
もう日は沈んで暗くなっていたけどまだ道には人があふれていて、みなが今日一日
の疲れと、明日への希望のために、この仕事帰りの時間を思いっきり楽しんでいるところだった。
僕はそのうち、一人の日系人女性と出会う。
彼女の話はとても面白くて、僕は腹を抱えて笑っていた。
髪を後ろで結んでいる彼女の顔はいつでも笑顔。誰もが好感を持てる人だ。
その子はいつも手作りのアクセサリーを売りながらずっと南米を旅している
ヒッピーで、ここ最近はパラグアイが気に入って住みついてるそうだ。
僕は彼女を新しく出来たバーへと誘う。だけど彼女はそれを断り、
そのかわりに夜中の1時から始まるという素敵なパーティーに僕を誘ってくれた。
もちろん行くと答えた僕。
そして少し仕事をするという彼女とまた会う約束をして僕らは広場をあとにする
僕は友達と別れ一人で宿へと帰る道の途中だった。
しまった、うかつだった。そう思う。タクシーぐらい使えば良かった。
宿へと帰る道は少し薄暗くて、少し遠い。
いやな気分になりながら僕がその道を早歩きしていると後ろから声がする。
さりげなく振り返ると、少し遠くのところにめちゃ太った男がいた。
こっちを見ながらニヤニヤしていて、こちらのほうへと向かってくる。
奴の体は自分の2倍ぐらいある。
僕はまた早歩きで行こうとすると奴の走る音が後ろから聞こえる。
やばい、やられる。。。
あせりだした僕の目の中に飛び込んできたのは道の端に転がるさびついた鉄の棒だった。
大男の足音はどんどん僕に近づいてくる。
僕はかがんでその鉄の棒をつかみ、その状態で彼のほうへ振り向いた。
もうその男は走っていない。歩きながら僕の目の前まで来る。
男のニヤついた顔をながめ、鉄の冷たい感覚をてに感じながら考えた。
覚悟を決めなきゃ。覚悟を。。。。