雨のち晴れの記録帳

またしても

まさか、またこのテーマで書くことになるとはね…夫がオミクロン株に感染し、今度は私が濃厚接触者になりました。夫の発症から3日目。私も咳が出る。喉もちょっと痛くなる。今年も花粉症が始まったな。と言い聞かせつつPCRを受け、結果は陰性でした私は「陰性」のお墨付きを得たことから夫は10日目まで1室に閉じこもり続け私が咳をしながら1人分ずつ盛り付けた食事を部屋に届けるという状況に…正直、陰性が良かったのか悪かったのかわからなくなったりもしました私たちは3回のワクチン接種をしています。夫はブレークスルー感染しましたが、私は感染しなかったか感染してもごく軽症？色んな意見があるし、全面的に賛成はしてないけれど、それでもワクチンに守られたのかな、と思ってます。それにしても昨年からコロナがテーマのブログになってますね…今回はこの程度で済みましたがこの先が怖い

ワクチンと思うこと

2回目のワクチンを終えてから約1ヶ月です。コロナにかかった上に2回のワクチンをした人なんて、全国見ても少数派…接種前は若干の怖さはありましたが。特におかしなことは起きてません。打った瞬間は1回目:痛くない　　2回目:激痛副反応は1回目:接種部位の痛み（数日）、倦怠感（〜24時間）2回目:接種部位の激痛（〜24時間）・痛み（数日）…に加え、ただならぬ倦怠感・悪寒・頭痛→38度の発熱で丸一日寝込む。私の副反応はそれなりにあった方ではある。でも、ずば抜けてるわけではないようです。とにかく！使わない方の腕に打つ、翌日は予定入れない。これにつきます。腕は2、3日上がらない覚悟を。ご参考まで。最後に。ここから先に書くことは、もしかしたら不快に感じる方もいるかもしれません。私は大規模なクラスターの発生した場所の職員です。（報道はされていません。）とはいえ「適切な感染対策」のもとマスクをしていた私は誰かの濃厚接触者ではありません。経路不明…どこで感染したの？何で感染したの？さすがに今、直接的に感染者を責めるようなことは少ないと思います。でも（私を含めて）心のどこかで自分は大丈夫、感染した人と自分は違うから、という気持ちがある人も多いと思います。今は減ったけれど、マスコミが不要とも思える個人のプロフィールを報道したり、芸能人が謝罪したりというのが普通に成立してるのだから…「職場でクラスターが起きていた」私はずっとこの事に救われてきました。おかしいとわかっているけれど、言い訳が欲しかったんです。こんな風に思うのは私だけかもしれませんが。コロナに限らず感染症を誰かが誰かのせいにしたりするような世の中じゃなくなると良いと思っています。以上ですコロナ体験記・完

2ヶ月後の現在

2ヶ月後の現在について。匂いはほとんどわかるようになった。最近思ったのは、料理してる時って、匂いがするんだな。ということ。以前「8割治った」と書いたのは勘違いだったみたい。私は本当に無臭の世界で生きていたみたい。治ってわかる事実。今の状態も、後になったら「あの時は全然治ってなかった」というかもしれないけれど…息切れは、まだ少しする。療養期間終了後、咳が止まらず、呼吸器内科に2回かかり、しばらく吸入薬を続けた。「ウィルス感染後に咳が残っている状態。いわゆる風邪のあとの長引く咳。」それがこのウィルス特有のことか、そうでかないかについては、「正直なところ、わからない」発症から約1ヶ月後に、はじめてレントゲン　撮影もした。その時点では肺炎はないけれど、過去はわからないと。でも何日間かは明らかに変な咳が出てたから、多分肺で何か起きていた気がしている。咳は1ヶ月ほど続き、今はほとんどでない。今は動き回った時だけ少し出る。夕方になるとほんのちょっと息が苦しい。これを息切れというのかな？気にしすぎなのか。それで片付けていいものか…そんな感じ。劇的な症状はなかったけれど、それなりにやっかいなウィルスだと感じています。長くなるので続く。このシリーズは次回で終わる予定です。

後遺症編　匂い

発症から1ヶ月弱で、嗅覚の症状は8割治りました大まかにはこんな感じです。発症日から7日間を1週目とすると…1週目　鼻炎でそれどころではない2週目　匂いがしなくなる　　　　異臭がすることに気づく3週目　異臭のピーク4週目　異臭が少なくなる、匂いも8割復活ところでこの異臭というのが厄介で…最初は常にプラスチックの焦げた匂いがしていました。ピーク時の数日は食事をするとアンモニアのような匂いがすることがありました。今は、ほとんどなくなってます。ふわっと感じることもありますが、すぐに消えるので気にならなくなりました。異臭症とか幻臭と呼ばれるようです。回復の過程で起こることのある幻覚のようなものらしいです。8割治った今の状況は…新しい匂いに出会うと、ふわっと感じることができます。でも長くは続かず、もう一度嗅いでみると何も感じないといった感じです。匂いの種類にもよるようで、コーヒーは全然わかりませんそれから、食事の一部の匂いを強く感じたりわからなかったりすることにより、風味が少し違うことがあるようです。一時期は、換気扇をつけ忘れ、香辛料の匂いを充満させても気付かなかったりしたのですが、昨日、ご飯の炊ける匂いがわかりました！そんな感じです。匂いって大切なんだと気付きました。と思ってたら、今度は花粉症。治ってるのが治ってないのかわからなくなっています

アメンバー限定記事もう一つの話

濃厚接触者は大変

今回の経験を通して気づいたことは、濃厚接触者になるととても大変だということです。濃厚接触者の健康観察期間は2週間ですが、当然ながら患者と「最後に」会った時から2週間となります。同居者の場合は、完全に生活を分離した時からです。東京では、私が陽性となる直前から、濃厚接触者のフォローは中止となっていたため、この詳細な期間に対してのその都度の指示はありませんでした。なので以下は間違ってるかもしれませんが…濃厚接触者がPCR陽性であれば　　無症状→PCRから2週間　　有症状→発症日から10日かつ　　　　　　　　症状軽快から72時間が隔離期間となります。でもPCR陰性であれば、患者が自宅療養で全く空間を分けずに暮らしている場合、　　　　陽性者の隔離終了日＋2週間が濃厚接触者の外出自粛期間となります。濃厚接触者でPCR陰性の場合の外出自粛期間が他の誰より長くなる可能性もあるのです。その濃厚接触者に濃厚に接触した人がいないような場合には、無症状であればPCRが陽性だろうが陰性だろうが、本人にとってあまり違いはないかもしれません。「うつしてなくて良かった」「うつされてなくて良かった」だけではすまないということです。だからまずはやっぱり「濃厚接触者」となるような状況を避けないといけないのだと気づきました。今更って感じですが。さて私はすでに仕事にも復帰しています。が、やはり匂いがおかしいままです。全く匂わない時もあれば、しないはずの匂いがすることもあります。焦げ臭い感じ…？？鍋の取っ手が燃える匂い？これいつまで続くんだろ。食の楽しみが奪われています

経過〜ホテル暮らし

7日目ホテルでは、ロビーに食事を取りに行く時以外は部屋から出られない。この時、ペットボトルやマスクなどももらえる。1日2回、放送に従い、体温、脈拍、SpO2の測定を行い、スマホから専用サイトに入力する。この時、体調に関するアンケートにも回答。午前中に1回、看護師さんから電話がかかってくる。映画などの有料放送を無料で見ることができる。フリーWi-Fiあり。ロビーには知人や家族同士のような入所者もいる。無症状とか味がわからないとの話し声が聞こえる。私ばかり咳をしているが、感染者の集団のなかにいると思うと、気楽だなと感じる。夫のPCRが陰性であったと連絡あり。これで私がホテルに来た甲斐もあったもんだ。弁当の仕様は、朝昼晩ともてんこ盛り。でも、見た目の割に薄味…？ほんとに？8日目咳が止まらないため、咳に効く薬をもらう。病院ではないので、市販薬のみもらえるとのこと。保健室的な感じだが、やりとりは全て非接触食事を取りに行った時に、指定の場所から持っていく仕組み。日本の風邪に効く総合かぜ薬。武漢の風邪にも効くだろうか。昼食、お弁当が突然サイズダウン。薄味。9日目出汁や醤油の匂いがわからないこと、ハンドソープの匂いは少しわかることに気づく。多分ガスが漏れてても、食べ物が腐っていてもわからない。命に関わらないかもしれないけど、大変な症状だということに気付き、愕然とする。話したり大きく息を吸うと咳が止まらない。でも最初の頃より弱い咳ではある。こんなに咳が出てるが、明日の退所が決まる。午後の検温37.2℃。一瞬迷うが、正直に入力。10日目朝から片付け、荷造り。息が切れる。私、本当に出ちゃって大丈夫？ホテルの外に出ると、都の方が封筒を渡してくださる。もうほとんど感染力はないと言われているけど、マスク1枚でこの仕事、嫌だろうな。もしかしたら、近隣の人に退所者の安全性をアピールするためにやっているのかもと感じた。とにかくありがたい。お礼を言わなかったことに、後から気づく。この後ホテルの部屋の掃除をしてくれる人にも、本当に感謝だ。ありがとうございます。以上、「発症から10日かつ症状軽快から72時間経過」を満たし「回復者」となる。もう人にうつす可能性は低いとのこと。滞在中は、内線電話が隔離エリアの外と繋がる手段。折り鶴がありました。長いことお付き合いいただきありがとうございました。個人の経験ですが、参考になる部分があれば幸いです。これで終わりたかったのですが、残念ながら、後遺症編へ続きます…。

経過〜宿泊施設へ

4日目朝、PCR陽性の連絡。昼過ぎ保健所から電話。番号は携帯。回線を増やしているからだろうか。絶対にすごく忙しいはずなのに、優しい。色々と聞き取りされる。濃厚接触者は1名のみ（夫）。複数回やりとりし、同居者の職業を理由に宿泊施設療養を強く勧められる。私も、彼自身の健康というよりは、うつしてしまった時の社会的影響を考え、家の中での自主隔離にも限界を感じていたので希望を出す。この日はとにかく咳と鼻炎症状。咳、くしゃみ、鼻水…マスクはしてるとはいえどれだけ飛沫を飛ばしてるんだろう…と思う。サラダの味がしないことに気づく。5日目朝、保健所からの電話。体調など聞かれる。この日も咳、鼻水、微熱。倦怠感は前日より良い。夜8時、明日からの宿泊施設入所が決まったとの連絡あり。遅くまで申し訳ないな…と思う。6日目またまた朝保健所から電話。午後の迎えの時刻を告げられる。咳は出るが体調は改善傾向。今更行く必要あるかな？と思う。でも、そんなこと言ったら保健所の仕事増やしてしまうかも、と思い従うことにする。時間ぴったりに迎えの人が来る。車内から電話をくれ、私が乗り込むまで降りてこない。白いワゴン車。防護服は着ていない。側から見ても、それとはわからないだろうな。運転席と後部座席の間は透明なシートでしっかり隔てられている。大手のチェーンホテルに到着。ホテル前では複数の都のスタッフにソーシャルディスタンスで迎えられる。ロビーには人はいない。名前の書かれた封筒を受け取り、部屋へ。しかし、カードキーがエラーになってしまう。内線に電話し、交換してもらうことに。ロビーに降りていくと、一角にある木造の小屋の窓が開き、前のカウンターに大急ぎで封筒が投げ出される。その間約1秒。小屋の中のお兄さんから、大声で封筒に鍵が入っていることを伝えられる。建物内で、スタッフの方を見たのはこの1回のみ。動線は、場所・時間でしっかり区切られている。入室後、内線電話で体調等に関するやりとり。食事は、時間になったらロビーに取りにいく。エレベーターが若干密…この人たちコロナなのかー大変だなと思う。自分もだけど。この日は平熱。咳続く。匂いがしないのは鼻詰まりということにする。無臭のてんこ盛り弁当。

経過〜野を越え山を越えPCR

続きです。0日目←「発症日＝症状の出た日」日中は咳が出そうな感覚があるが出ない。夜道を歩行中、息切れか…？寒いから？喉の奥に何か詰まっている感じ。夜から咳が出るようになる。喉も痛くなる。魚の骨が喉に刺さる。1日目本日は休み。息を大きく吸った時、声をだした時、コンコンコンと咳が出る。胸に何か詰まっている。喉が痛くて飲み込むのか辛い。倦怠感あり。職場から受診の指示あり。どこに行ったら良いか分からず。「発熱相談センター」（東京都）に電話してみる。37.3度のため門前払い。「ひまわり」を紹介される。「新型コロナウィルス相談窓口」（東京都）にも電話。傾聴スキルの高い女性が心配事等を聞いてくださる。「ひまわり」を紹介される。「ひまわり」（東京都医療機関・薬局案内サービス）のサイトを覗くが、近隣のクリニックは「かかりつけ患者以外診ない」と書いてある。かかりつけ医の重要性に今更気づく。それにしても、こうして受診にたどり着けない患者が日本全国に何人いるのだろうか。診断を受けないまま亡くなってしまう人がいるのもわかる。ちょっとした風邪のあと元気に動き回る悪意なきスプレッダーの発生も当然だ。軽い風邪の人に対して、受診はしないでしばらく自宅で待機をと呼びかけるけれど、診断も受けず、「風邪」の治った人を、何日も待機させてくれる職場なんてあるだろうか。そんなことを考える。喉の痛みは魚の骨のせい、微熱は部屋が暑いから、咳は気にしすぎによる心因性咳嗽、倦怠感は寝過ぎと整理し寝る。2日目紆余曲折の末、文字通り野を越え山を越え、川も越え、受診。PCR受ける。それにしても、世の中の人は本当に会場まで歩いて行くのだろうか。体調が悪いのに…？バスにもタクシーにも乗らずに？行けない人、沢山いるんじゃないか。この日も空咳は続く。倦怠感が強く、感覚としては38度は超えてるのに、やはり微熱。3日目夕方、予定していたPCRの結果が今日中には出ないという連絡が来る。夜になると倦怠感がとても強くなる。高熱があるんじゃないかと思っても、相変わらず微熱。この体温計壊れてるのか？これでPCRが陰性なら、むしろ心配だなと思う。咳が続く。

経過〜前兆

何回かに分けて経過を書いてみます。2021年1月下旬以降の東京での出来事です。あくまで個人の体験であり、内容が正確ではない可能性があることをご理解のうえお読み頂ければ幸いです-5日目頃〜−1日目帰り道等に、息が切れる感覚がある。1日に1回位咳が出る。胸の奥に何かが詰まっているような咳。一瞬、変だなと思う。すぐに寒いからだと思い直す。気にし過ぎ。こんな小さな症状で騒いでなんかいられない。その頃私は、「コロナ怖い」という話を職場の上司としたばかりだった。その直後にほんのわずかな体の変化を訴えたらそれこそノイローゼとか、（自覚のない）狂言と取られるのではないかと思ったりもした。「症状を隠していた」と職場から、地域から、この画面の向こう側にいる誰かから責められたとしても、言い返すことはできないと思う。決してそんなつもりは無かったけれど、結果としてそうなのだから。だからこそ、今後は自分や、まして他人に対し「気のせい」と決めつけることはないようにしたいと思うし、これを読んでくださる方々にもどうか「気のせい」なんて思って欲しくない。もし「気のせい」だったとしても、それがわかった時ちょっと恥ずかしいだけだ。今となってはそう思う。

症状

PCRを受けるきっかけになった症状は咳と喉の痛みです。熱は一貫して微熱しか出ていません。その他、倦怠感、鼻水、頭痛など、いわゆる風邪の症状はありました。咳以外の症状は徐々に良くなってきています。今残っているのは、咳と鼻詰まり、そして後から現れた嗅覚異常です。…。匂いは、はじめから分かりにくくなっていたのですが、鼻詰まりも酷かったため、そのせいだと思ってたんです。しかし徐々に生野菜を食べると「味がしない野菜だな」ハーブティーを飲むと「香りのしないハーブティーだな」と思うようになり、宿泊施設の弁当の匂いを全く感じなかったことで、問題は自分の方にあることに気がつきました。そしてコーヒーが単なる無臭の黒い液体となっていたことで確信しました…味は甘味や塩味、酸味はわかるのですが苦味があまりわからないような気がします。という状況ですので、心配は不要です！

「まさか自分が」

ご無沙汰しています。皆さん、お元気でしょうか。私は…実は私、コロナになったんです…今は宿泊療養施設（ホテル）にいます…決して決して！　遊び歩いていたわけではないし、会食もしてません。外出は家と職場の往復のみ。休みの日もスーパーと近所を散歩位しか行ってません。どこでかかったか、思い当たるところはあるのですが、ここでは控えます。何を言っても不確実だし、証明なんてできないし。多くの同じ境遇の方と同じ言葉が、私の頭の中でも反響しています。「まさか自分が」…続きます。※「軽症」です。ご心配なく…

5年後

2019年は一度も更新しないまま2020年です。治療から5年が経過し、血液内科の通院が終了しました。診察時間に検査結果が出揃わず、次回もう一回…となりかけましたが、結局結果を郵送してもらうことに。拍子抜けした感じでしたが無事に結果も届きました。今はありふれたことに悩んだり、文句言ったりする毎日です。その幸せになかなか気づけない私です。大病の経験は、世の中の多くの人が他人に言わないけれど色々抱えて生きているんだろうな、という気づきを与えてくれました。それが、これからの人生を少しでも豊かにしてくれるといいと思います。病気をして良かったとまでは言えないけれど、あの時そしてその後の時間があって、今があります。治療時、アラサーだった私も今や本格的なアラフォーに。どちらかというと、まだ30代なのが驚きです。2人に1人が癌になる時代、自分は早めにクリアしたからあとは安心という勘違いを起こしそうになります。が、今後は普通に癌年齢なので気をつけます。そういえば今回のような記事をどんな気持ちで書くのか想像したことがありました。意外なほどなにも感じません。それだけ、過去の出来事になってしまったということですね。近況を少し。かなりふわっとした感じですが新しい仕事をはじめ2年経つところです。病後に知り合った人と一緒に暮らしています。2日に一回、喧嘩をしています。昨年の夏は魚釣りにはまっていました。おそらく病気にならなければ通らなかった道にあった縁です。ここで不思議なご縁で知り合った皆さん（やりとりをしたことのある人だけでなく、そっと見ていてくれた人も含めて）、ありがとうございました。またそのうち更新するかも。

お久しぶりです

お久しぶりです！9月上旬に4ヶ月に一回の通院に行ってきました。前回からまた主治医が変わりました。名前も予約時間も忘れてしまっていたけれど、最近は病院のウェブサイトから予約の照会ができるんですね。便利な世の中になりました前回から今回の間に、数年ぶりに熱で寝込み、気管支炎になりましたが基本的に元気です。白血球はLのマークでしたが、気にしなくて良いとのことでした。次回は来年1月。治療終了から4年になります。美味しいものが私の元気の源===過去の記事を整理しました。もし通知などでご迷惑をおかけしていたら申し訳ありません。

3年

治療終了から3年目の通院が無事に終わりました。今私はとっても元気です！歩き回っても電池が切れるみたいに疲れることもなくなりました。病気のことを考えることもほとんどありません。今の私がとても元気だから、病気の経験を話してもそんなに心配してもらえません。おかげて気楽に話せます。他人と自分を比べて卑屈になったり、人を羨むことも前より少なくなりました。これは全て、たまたま再発もせず、他の体調不良もない私の結果論です。以前の私は、過去に似たような経験をした人が幸せに生きる姿すらも受け入れられませんでした。だから今辛い人や不安な人に何か言えるとは思わないけれど、せめてあの頃の自分に「未来のことはそんなに心配しないで大丈夫だよ」と伝えたい気持ちです。3年経ち、自然に心の底からそう思うようになりました。

経過観察の通院

今日は経過観察の通院でした。前の主治医が3月末で辞めたので、新しい医師に。おだかやで普通の印象の男性医師でした。変な人にあたらなくてよかった〜。何だかマイナスな言い方ですが、ほんとこれだけが心配でした（笑）主治医が変わったら「もう来なくていいですよ」となったりしてー。さすがにそれは無理でも「次回は半年後で」となるかも…と思ってましたが、3〜4ヶ月に一回は行かないとだめらしいです。引き継ぎは通院は2020年まで、となっているそうです。2020年なんてうんと先の未来に聞こえるけど、意外と3年後。子供の頃はその頃になったら車が空飛んでると思ってましたが。病院近くの野菜ジュースのお店で、甘酒を。野菜ジュースを飲もうと思ったのですが、寒かったのでニンジン、ショウガ、リンゴが入って、ノンシュガー。でもほんのり甘かった

ひとり旅

カンボジアに行ってきました！憧れのアンコールワットで、1人世界不思議発見です。一人旅は2014年ゴールデンウィークのヨーロッパ以来の3年振りです。顎のところに変なのあるな〜と思ったのが、その一人旅。その旅行は飛行機がロシアの地方都市に緊急着陸するわ、ホテルの予約が主には自分のミスで取れてないわ、ちょっと治安の悪い地区でからかわれるわ、散々なものでした。色々あった後だったので寂しくなり、モンマルトルの丘でパリの街を眺めながら涙を流すというコメディマンガのような体験もしました。それで帰国直後とにかく婚活をしようと思い、色々始め、あらいい感じと思い始めた時になんと！リンパ腫が見つかったわけです。あの時はほんと、もう人生終わったと思ったな。それから3年近く経った今、久しぶりに1人で旅に出ました。トゥクトゥクで風に吹かれながら突然、あー私生きてるなー、元に戻ったなーって思いました。もちろん表面的にはもっと前から元通りです。でも、心の持ちよう、未来への感情、自分に対する自信。そういうものは、すごく違っていたと思います。プラスに働いた面もあったから、元に戻った今、私はまた日常への感謝も健康的な生活への努力も忘れてしまいました。経験を生かせてないですが、これが本当の意味で、回復したっていうことなのかなって思います。前向きみんなの健康と幸せ、祈ってきたからね外国人向けレストランで食べたお高い炒め物、うまい棒の味だった。現地の人の給料何日分？英語力の低下や相変わらず「一人」旅してる自分にひえーっでも行ってよかった。嫌な一人旅の思い出が塗り替えられました。会いたい人にも会えました。最近は心境の変化もありました。それはまたそのうち

2016年　年末

2016年ももう終わりブログのタイトルやデザインを変えてみました。いろんなことがあった一年でしたが、私は元気に暮らしています。それにしても思い描いていた30代とは、こんな風ではなかったのですが相変わらず女子同士でルームシェアしてるし…でも学生だし、会社やめちゃってお金ないけど楽しく生きています。去年の今頃は、リンパ腫の治療とその後の人生を受け入れることや、復職後の諸々に疲れ切っていました。一昨年の今頃は、治療中でした。その前の年は、何してたかなー。毎日夜中まで働いていたかな。そして来年（一昨年中）には結婚する！と思っていたかも。野菜は今ほど食べていなかったな。その頃思い描いた未来ではないけれど、とりあえず過去3回の年末と比べて、今年の年末は一番穏やかな気持ちでいると思います。年が明けて来月の下旬には、最後の抗がん剤から２年が経ちます。普通の髪型になりました。写真は12月上旬、美容院でのカット前。この髪が伸びるのにつれて、色々なことを少しずつ過去のことと思えるようになってきました。病歴のために思わぬ（いや予想通りの？）壁にぶつかり、落ち込む時もあります。でも、ある意味すごいカードを持ってるのかもと思うようにもなりました。今年もお世話になりました。2017年、元気に過ごせますように

経過観察の通院

PETの結果を聞いてきました。首には謎のしこり✖️3。最近、やたらと口内炎ができる。「なんでもない」と言い聞かせて、忘れるようにして過ごしてはいたけど、いつも心に何か引っかかっていました。心配すぎて、そうだ異常があったら、何もかも投げ出して旅行に行こうとなると、それって異常があった方がいいってことじゃない！？日程も決めたし、楽しみになってきたー。と、支離滅裂な思考で過ごしました。で、結果ですが、異常なしです。よかったよーそして、口内炎のせいでリンパが腫れてるのでは？ということで、トローチとうがい薬処方されました。冷静に考えたら、そうですよね。でもリンパの腫れがリンパ腫だったという稀な確率を経験したトラウマから 、どうしても負のスパイラルに陥ってしまいがち最近の私は、こんなんで長生きしてもしょうがないなー、親がいなくなったら、私もさっさと消えたい！とか不謹慎にも、あーもう何もかも面倒臭い！しばらく入院でもさせてくれーとか、思っていました（苦しまない軽い病気限定）。（不謹慎だってわかってますよ。でもねえ。私、他の女子に比べてそんなにだめかな…。ていうか女子とか言っちゃって痛いし…。おっと、これはまた別のお話。）でも今回のことで改めて思いました。私は、今の平和な日々がまた無くなることを、すごくすごくすごく恐れている。死にたくないし、生きていたいし、しかも自分が望む幸せを手に入れて生きていたい。それと、全然別の感情ですが、相変わらずうまくいかないことがあると、あーあの時癌なんぞにならなければ…、と思う自分がいます。私、癌じゃなくても、わりと崖っぷちだったのに。幸せの絶頂から…ではなく、単に弱り目にたたり目？踏んだり蹴ったり？みたいなだけだったから、健康体でも未だにウダウダ言ってた可能性が高い。だから色々考えては、いつまで病気のせいにして甘えてるんだ自分みたいな葛藤が始まるという。でもこうして通院したりすると、この2年ちょい、私の人生に突然現れた癌はどうしたってすごい存在感だと思わざるをえません。もちろん、今その割合は減ってるけど。上を見ても、下を見てもキリがないから、幸せも嫌なことも、自分基準で考えればいいよね。帰り道、そんなことを考えながら歩いていました。帰りに気になってたジュース屋さんに行きました！自分にご褒美人参が丸ごと一本以上入ってる。セロリ、ショウガも。搾る前に、ボールいっぱいの野菜を見せてくれました。お腹いっぱい。あれは何年前のことだっけ？あの時は大変だったよ。でも今は幸せだよ。心からそう言える日がくるといいな。そのためには、自分の心持ちも少し変えないとね。プラスの気持ちも、マイナスの気持ちも全部受け入れられるように。「幸せはいつも自分の心が決める。」だもんね。（とは言ってもねぇ。今年も後2ヶ月か・・・おっといけないいけない）

PET

PETの撮影に行ってきました。前回のCTから1年ぶりの、経過観察のためのものです。1ヶ月前からあるミニサイズの首のしこり×3…。相変わらずそこにありますが、その事実はこのブログ以外では誰にも言わず、ないことにして暮らしています。というかこれ、生まれた時からあったのかも検査中は動くなと言われると色々気になるもので、顔が痒くなりました。もう結果がちゃんと出なくてもいい、怒られてもいいからかこう、と思った時に終わりました。助かったーあと最初の薬剤の点滴が私の針刺され史上最強レベルの痛さでした。痛いーと訴えたところ、本当は離れたところにいた方が良いであろうスタッフの方々が色々してくれました。その間も私が放射性物質を放出してると思うと、申し訳なく、ありがたかった。それにしても、いつも薬剤を注入してから30分くらい、CTのような機械に寝かされます。普通はベッドとか椅子なんじゃないかなー。スペースの有効活用？私がその機器を占領してて大丈夫なんだろうか、といつも思います。これで異常がなければ画像検査はもうしない予定。従って、この地下の薄暗〜い検査室にももう2度と来ないはず！さよならっと帰ってきました。