吉祥寺アトリエでの人気講座の一つが、小山惠子先生による薬膳講座。

季節の薬膳についてのプロの講義を受け、さらに喜八郎が作る薬膳フレンチを味わうという贅沢な内容ですから、これはもう人気なのも当然です。

小山先生はプロも一目置く薬膳料理研究家で、中華だけでなくあらゆるジャンルの料理に造詣が深く、知識に溢れた怒濤のトークは「目から鱗」が満載。
喜八郎は、それぞれの季節にあった食材を小山さんから「お題」として出され、その食材を使って自分なりのフレンチを仕上げて行きますから、これもまたこの日だけのオリジナル料理。

ダブルで贅沢ですよね♪

というわけで、会を追うごとに参加希望者が増え、告知前にほぼ満席になることがほとんどなわけですが、今回は「心身を潤す、秋の薬膳」をテーマに開催をいたしました。

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秋はとにかく乾燥の季節。
乾燥を防いで潤いを与えてくれる食材は、女性は喉から手が出るほど欲しい食材ですよね~。

まずは、ウェルカムドリンクの梨と生姜を使った紅茶で喉を潤します。

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これ、甘過ぎなくて飲みやすい!
こういうものをいつも飲んでいれば、体も冷えないし風邪もひきにくいんだろうなあ。

そして、これに続く食材満載の喜八郎フレンチは蕪のスープから。

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葉も皮も茎も、全てを使い尽くしたスープです。
まさに一物全体!
付け合わせの白キクラゲも重要なポイントですよ~。

メインは豚肉。
バラ肉をコンフィにして、マスタードのソースで仕上げてあります。
付け合わせは、柔らかく煮た白インゲン豆と白菜。

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薬膳だとか体にいいとかいうと、何となく味は二の次的なイメージがありますけど、
そういうことは抜きにして、喜八郎の料理はとにかくちゃんと美味しいんですよね。
しっかりフレンチの一皿として完成してます。

結構ボリュームのあるお肉だったけど、女性の方も皆さんぺろり(笑)
「自分が美味し胃と思って食べるものは、たくさん食べてももたれない。」
という小山先生のコメントも納得です。

次回は12月、冬の薬膳講座を企画中。
今度はどんな「お題」がでるのか、今から楽しみです!