長らくお世話になっている朝日カルチャーセンターでのワイン講座。

今期は、ついに日本ワインをテーマにしてみました。


日本ワインをテーマにするなんておこがましいな~と思ってなんとなく避けてきたのですが、

やっぱりまだまだ、日本のワインに対する偏見や誤解を抱いている人はたくさんいることに気がついて。


だったら、私なりに少しずつでも知識を伝えていく意味はあるんじゃないかと思ったのがきっかけです。


まずは大前提の知識として、「国産ワイン」と「日本ワイン」の違いをお話したわけですが、

これもやっぱり、まだまだ知らない方が多かった。

業界の中では常識となっていることでも、一般の方には驚きの事実だったりするんですよね。


うーん。

これはやっぱり、コツコツと広報活動続けていくしかないのかな得意げ


その他、ワイン産地としての日本の特徴や代表的な産地のお話をして、

いよいよ今月のテーマ、『日本のスパークリング』のお話を少し。


以前、私の日本ワインの師匠である鹿取みゆきさんが書かれていた記事を参考にさせていただき、

現在日本で作られているスパークリングワインの種類や製法、これまでの歴史などについてお話をさせていただきました。


試飲したワインたちはこちら♪


Pour la Table Douce ~ワインのある食卓~

左から、


☆ 都農ワイナリーのHYAKUJI エクストラ・セック (宮崎・シャルドネ・カーボネイト方式)

☆ タケダワイナリー サン・スフル白 (山形・デラウェア・一次発酵方式)

☆ 四恩醸造 クレマチス橙 (山梨・甲州・一次発酵方式)

☆ 勝沼醸造 ブリリヤンテ (山梨・甲州・瓶内二次発酵方式)

☆ 農楽蔵 ノラポン エフェルヴェサン (北海道・ザラジェンジェ・瓶内二次発酵方式)

☆ くずまきワイナリー ヴィレ・山ブドウ (岩手・山ブドウ・瓶内二次発酵方式)


それぞれ産地を変えながら、製法による違いや品種の違いによる味わいを確認してもらいました。


今回選んだのはほんのごく一部のラインナップですが、それでもこれだけ味わいのバリエーションがある、ということに驚かれた方も多かったみたい。

ほとんどが日本固有の品種だったので、それ自体が初体験!という声もちらほら聞かれました(笑)


まだまだ紹介したい銘柄もたくさんあったんですが、限られたアイテムではこれが精いっぱいあせる

それでも、どれもこれも素晴らしい出来栄えのワインたちばかりでしたからね!


フランスやイタリアにはない、日本のワインならではの面白さや多様性を体感して頂けたんじゃないかと思いますニコニコ



来月のテーマは、日本の白ワイン

うーん、我ながら範囲が広すぎてどうまとめたらいいものやら…ガーン


少なくとも、参加した方々が「もっといろんな日本の白ワイン飲んでみたい!」と思うような内容にできるよう頑張ります!!