わたくし事ですが、週末からインフルエンザに罹り、自宅療養しております。


当初は眠ってばかりいましたが、さすがに何日も家にいると時間が余り、

読もうと思っていた本をここぞとばかりに読み始めました。


そこでまず、BOOK OFFで入手したまま手つかずになっていた一冊。


Pour la Table Douce ~ワインのある食卓~


前作の『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』という本が意外と面白かったので、

シリーズ的な気分で読んでみました。。が。。


うーん。。

前作はともかく、こちらはなんとなくまとまりのない内容だったかなと…。


言いたいことがあっちゃこっちゃで、語りかけている対象もあっちゃこっちゃで、

なんだか結局何を言いたかったんだろ?ってな具合。


なんとなく、要所要所で「そんなこと言ったってフランスと日本は違うのよ!」という批判を避けようとしているんだろうなあというのがわかるんだけど、そのせいで全体としてはあっちゃこっちゃになっちゃったんでしょうね~。


それでもおもしろいなと思う表現はいくつかあり、

たとえば、フランスの小学校や幼稚園ではお母さんたちが協力して何かをするような行事は一切ないっていう話。


なぜなら、『自分たちのDNAに共同作業が苦手という項目が刷り込まれていることを、彼女たちは知っている。』から。


いや~、いいですねえこの潔さ!

私のDNAにも、絶対その項目刷り込まれてる~!って思ったら笑っちゃいましたにひひ


無理なものは無理!って、笑い飛ばせるぐらいドーンと構えていられたら、

確かに子育てストレスも減るんだろうなあ。



ふんふんと思うことも、はあ~?っと思うことも書いてあるけれど、

いいとこどりしてプラスに受け入れられるなら読んでもいいかも。


ざざっと30分ぐらいで読み終わっちゃう本だから、息抜きにはなりますかね。



個人的には、最後の解説代わりに描かれている伊藤理佐さんの漫画が死ぬほど笑えました。

こちらは、必読!!グッド!