病み上がりだった先週の月曜日は、「朝日カルチャーセンター」でのワイン講座でした。
気がつけば、この講座も早6年目…。ほんとに早いなー
6年間続けてくださっている方、新しくいらっしゃる方といろいろですが、
楽しく続けさせていただいていることに感謝感謝です
で、今回は前回からの続きで「格付けの違い」がテーマ。
コート・ドールの赤、白、ときて、最後はシャブリを中心にしたラインナップでした。
プティシャブリはちょっと個性派の作り手をピックアップし、参考までにサン=ブリも1本。
あとは、シャブリからグラン・クリュまで王道派のシャブリジェンヌをずらりと揃えました。
シャブリはさすがのバランス感で、マイルドなアタックといい、そこに続く酸の豊かさといい、
潮のような旨みが広がる余韻といい、シャブリの魅力全開!といった感じ。
ああ、プラトー・ド・メールが欲しい。。
プルミエ・クリュは2002年と2008年の2ヴィンテージをそろえたので、
ちょっと面白い比較になりました。
02はとてもまろやかでエレガント。
独特なミネラル感に甘い焼き菓子や蜜りんごの香りが混ざり合い、ふくらみのある味わいです。
08はアタックからどどん!とした酸とミネラル。いいですねえ。
後半の旨みも強く、若々しいながらも十分に楽しめました。
最後に持ってきた97年のグラン・クリュ、シャトー・グルヌイユは、
残念ながら講座中には本領発揮できず…
それでも3時間前には抜栓したので、豊潤さはなんとか伝わったかな?といったところ。
開けたてはすごく酸が立っていて、かなり香りが閉じて固まった感じだったんですが、
バランスも取れてきていたし、長い余韻も十分に感じられました。
みなさんからの人気も高かったです。
ただ、残ったワインを数日後に再度試飲してみたときに、
ああこれか、と。
びっくりするほどの複雑さ、華やかさ、重厚さ。
ここまでこなきゃ、ホントの良さは伝わらなかったなあ~。
いやいや、シャブリも奥が深いですね。
朝日カルチャーセンターでのワイン講座、
来月からはテーマを変え、料理とのマリアージュに焦点をあてた講座内容で開催します。
これこそ得意分野なので、私も楽しみです
さてさて、どんなマリアージュを披露しようかな。
ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね♪