料理人からスタートし、ワインの世界に入り込んだ私。
「マリアージュサロン」というものを立ち上げてから、早7年が経ちました。
お料理の講座はもちろん、各地でマリアージュやワインに関する講座もやりますし、
お店でのワイン選びもマリアージュをしっかりと考えてお出ししています。
これも日々勉強
が、よく考えたら、きちんとまとめてマリアージュについて記事にしたことがなかったんですよねー
(実はカフェサンキュでやろうと思って挫折しました)
実際には、「マリアージュ」という言葉を縁遠く思ってる方も多いようですし、
これからはちょっと、「マリアージュの極意」と題してマリアージュについての真面目なお話を書いていきたいと思います
ご興味のある方、ぜひお読みくださいね♪(注:連載)
「Mariageマリアージュ」とはフランス語で「結婚」を意味する単語です。
ワインと料理の相性を「結婚」と結びつけるあたり、さすがはフランス人
ロマンチック~と思わず手を叩きたくなりますよね。
では、結婚に失敗しないためには(なんか深い)どうしたらいいでしょう?
もちろん「本人同士がよければそれでいい」んですが(これもなんか深い)、
最低限のルールを知っておくことで、満足度もぐんとあがります
私が必ずセミナーの最初でみなさんにお話しするのは、
「ワインと食事とのパワーをあわせてください。」ということ。
力強いワインには力強い味わいの料理を、
繊細なワインには繊細な味わいの料理を選んでください。
パワーのバランスが取れていないと、必ずどちらかが負けてしまいます。
これでは、負けたほうがあまりにもかわいそうです。
双方がバランスよく、お互いの味わいを殺さないように・・・。
これがまず、結婚成功のための第一ルールでございます
次に続く要素はいくつかありますが、まずは基本的なものをざっと。
☆香りをあわせる
~ハーブの香りのするワインには、ハーブを使ったお料理を。
スパイシーなワインには、スパイシーなソースを使ったお料理を。
☆生産地域を合わせる
~ボルドーの郷土料理にはボルドーのワインを…みたいな感じです。
ワインも料理も、それぞれの地域で発展してきたもの。
まずは、現地の人々が作り上げてきたマリアージュを楽んでみては?
☆格をあわせる
~何十万もするワインにスーパーの焼き鳥では悲しいですよね・・・。
ワインもTPOが大切。
カジュアルな料理はカジュアルなワインで楽しみましょう!
いかがですか?
なんとなくイメージ沸きますか?
大切なのは、どちらかを優先しすぎないこと。
せっかくのお料理とワインですから、お互いのことを考えて組み合わせてあげてください。
それぞれの詳しい内容については、また次回以降。
具体例をあげながら、少しずつお話していきたいと思います