世界一周 0日目

 

 

まだ背負いなれないバックパックを背負って、旅に出る日がやってきた。

 

 

親とおばあちゃんが、駅まで送ってくれた。

 

おばあちゃんは「何度も1人で大丈夫?病気になったらどうするの?」

親は「危ない人に出会ったらお金渡してもいいから命は守りなさい。」って、

みんなとっても心配してくれた。

 

 

「どうにかなると思う! 楽しんでくるね!!!」

 

絶対に模範解答ではない返答を残して、旅立つ。

 

 

12時に関西空港に着いた。

18時に関西空港を出発し、21時にモンゴルに着く予定。

 

だったのに!

 

ウランバートルでの洪水が影響して0時発、朝3時着の便に変更されることになった。

 

ウランバートルの空港って寝れるのかな。。

 

調べた感じ、空港小さすぎる。

家の近くの快速止まる駅の方がでかそうだ。

まあ着いてから考えよう。

ちなみにタクシーを使う選択肢はない。。。貧乏旅だから。

 

 

搭乗ゲートに向かうとモンゴル人だらけ!

それに!みんな

朝青龍似だ!笑笑

 

 

0時になる。

でも、搭乗口は開かない。というか開くそぶりがない。

 

このまま3時間くらい遅れてくれたら、朝6時に着くことになって都合いいなー。

なんて思ってたけど1時ごろに開いた。

 

申し訳ございません。遅れました〜。

 

って感じもなく、ぬるっと開いた。

 

深夜1時半飛行機が離陸する。

さらば日本。

 

 

 

窓側の席に着く。満席の飛行機だ。

すると、自分の横の席には日本人女性(60歳くらい)が座る。

明らかに1人そうだったので、

 

「1人旅ですか?」って話しかける。

 

「技能実習生でモンゴルから来てるホアンちゃんっていう女の子の一時帰国に合わせて、私がモンゴルにすごく興味があって、ホアンちゃんファミリーにホームステイさせてもらうの。飛行機の席は離れちゃったんだけどね。」

 

「ほえ~。いいですね~。」

 

1人旅だったら、深夜3時にモンゴルの空港に降ろされてどうするのか、

聞いて不安感を共有したかったけど、だめだ。。。

この方は。モンゴルの現地人密着VIP旅できる人や。いいなー。  なんて思ってた。

 

この日本人のおばちゃん、この人が僕がモンゴル9日間の旅でママと呼んでいた大好きな人。

ママとは飛行機の座席で出会った。

 

 

まぁ、とりあえず寝よう!!深夜2時だし!

 

 

 

めっちゃいらないけど、深夜3時ごろ(日本時間)機内食がでる。

ちょっとバタバタしている気配を感じて起きたら、「機内食いる?」

って聞かれたタイミングだった。

 

LCCしか乗らない自分には機内食でるなんてもうないかもしれない。

 

夜食通り過ぎて、真夜中食で、あんまりお腹空いていないけど、寝たいけど、

もったいない気がして、いただく。

 

 

チョコケーキ美味しかったー!

でも深夜3時に、他は全然食べる気が起きず、一口ずつくらい味見させていただいてご馳走様した。

 

そして、またすぐ寝た。

 

 

ここまでが、モンゴル旅0日目。

 

 

ずっと行きたかった

世界一周が

はじまる

不安と希望とワクワクを胸に

1人異国の地へ