桜蘭高校ホスト部
10月号付録ドラマCD

環「お聞きの皆様、ごきげんよう。俺の名前は須王環。日本人の父を持ち、フランス人の母を持つみめ麗しい高校二年生だ。よく、モデルさんかしら?どこの王子様?などと噂される事もあるのだが…あっははっ…まぁ、その位罪な美しさと言う訳だ。学校では俺を崇拝してやまない人々にキングなどと呼ばれており、俺が所属するホスト部ではなんと部長にしてお父さん的存在でもあるのだ。さーて…今日もかわいい娘と小うるさい息子どもの相手に多忙なキングこと俺なのでありますが…」

ハルヒ「桜蘭高校ホスト部、番外編」双子「須王環の夢おち劇場♪」全員「須王一家物語♪」

ハルヒ「お父さん、そろそろ起きてください…お父さん…」環「んー…キングと呼べ皆の衆…」ハルヒ「お父さんってば…お味噌汁が冷めますから起きてください…」環「キングと呼べと言っておろうに!って…あれ?ハルヒ?っあぁ!ごめん…もしかして俺、部室でうたた寝してて…」ハルヒ「はぁ?寝ぼけてるんですか?お父さん。」環「お父さん…?ハルヒが…俺をお父さんと…!?…っあはははっそうかそうか…お父さんか…!!ついにハルヒも俺を真のお父さんと認めてくれて…!!」双子「お父さん!お父さん!ドーーン!!!!!」環「ドーーン!!!!!おん…もい…」光「お父さん!早く起きてよ!」馨「お父さんが起きてこないと朝ご飯にならないんだから!」光「今日の朝ご飯のおかずはなんと焼き鮭にオムレツにデザートにはグレープフルーツまでついてるんだよ!」馨「お味噌汁には豆腐の他になめこだって入ってるんだから!」光「馨…この一週間長かったね…毎日油揚げと増えるわかめだけの味噌汁でさ…!!」ハルヒ「ちょっと、お味噌汁の具は確かに地味目だけど水曜の夜には豚汁だって作ったでしょう?」馨「そうだね…光梅干しだ
けのご飯で僕ら頑張って生き抜いてきたよね…!!」ハルヒ「毎日納豆も出してます…」双子「ああ…そんな辛い日々も日曜だけは解禁。今日は週に一度のご馳走day!!」環「ひかっ…光…馨…苦しい…おも…重い…っていうか何なんだ!!その涙を誘う会話は!!庶民ごっこにしてもリアリティがありすぎてハルヒに失礼と言うものでは!?」ハルヒ「そうだよ…もう…お兄ちゃん達うるさい!家計のやりくり大変なんだからね!」環「っえ、お兄ちゃん!!?」鏡夜「なんだ…環はまだ起きてこないのか?」環「鏡夜!…鏡夜!鏡夜!このおかしな状況を説明してくれ!なんの冗談でハルヒがこの悪ガキブラザーズをお…お…お兄ちゃんなどと!」鏡夜「はいはい…朝から元気で結構。ハルヒ、光、馨。お父さんはまだ寝ぼけているみたいだから我々だけで先に食べようか。」ハルヒ「そうですね。お母さん。」双子「はーい、お母さん♪」環「お…おか…おか…お母ああさあん!!!?」
光「ずずずー…んーっ…味噌汁うまい!さすがうちの自慢の妹の味!」馨「鮭の焼き具合も最高だね!」ハニー「オムレツもチーズが入っててとっってもおいしいねえ。あっ、ハルちゃん。マヨネーズもらえる?」ハルヒ「はい、どうぞ。お隣の埴之塚さん。埴之塚さん家の銛之塚さん、お味噌汁のお味はどうですか?」モリ「うまい。だしがよくきいていて、具材との抜群のハーモニーを醸し出している…」ハルヒ「よかったあ!食材がスーパーの特売品ばかりだからお出しくらいはちゃんとー、と思って。」鏡夜「この肉も特売品か?ハルヒ。」ハルヒ「それは、高級スーパーで高級松坂牛を買いましたよ。お母さん。」鏡夜「それはよかった。牛肉はやはり国産に限るからな」環『シュール…シュールだ…どうやらこの世界では俺は本物のお父さんで…ここは俺とハルヒと鏡夜と双子が住む一軒家という所までは把握したが…なぜハニー先輩とモリ先輩が当たり前のように朝食の席にいるのだ!埴之塚さん家の銛之塚さん♪ってなんだよ…おかしいだろ…そして…なぜ鏡夜の皿にだけビフテキのような物が?』ハルヒ「それはやっぱり、一家の大黒柱ですから」馨「モリモリ食べてお仕
事頑張ってもらわないとね!」光「てゆうか、ビフテキて…古いから!」環『はぅ!心の声を読まれた!』環「なっ…なんで鏡夜が大黒柱なんだ!お父さんは俺だろ!」ハニー「でも、タマちゃん家はキョーちゃんが全てを取り仕切ってるんでしょ?いつもご相伴に預かっちゃってえすまないねえ、キョーちゃん。」モリ「ごちそうさまです…」鏡夜「いえいえ。お隣のよしみですから。」環「なっ…!!じ…じゃあ、じゃあ俺のこの家でのポジションは…?」光「んー…。いじられ役担当じゃない?」馨「昔の戦隊もので言えばイエローあたり?」ハニー「ちょっとおドジな和ませ係さん!」モリ「みんなのムードメーカー的存在。」鏡夜「まぁ、図体がデカいだけ邪魔だけどな。」環「なにそれ…人を愉快なおでぶキャラみたいに…ハルヒー…みんながひどい事言うよー…お前のお父さんをいじめるんだよ…」ハルヒ「あーはいはい。うざいうざい。ほら、お味噌汁のおかわりは?いらないんなら自分がもらっちゃいますけど?」環「うぅわぁ!本当の娘になったら容赦なく毒舌だぁっ!っぅう…いいよいいよ…俺なんてもう…カレーでも食ってりゃいいんだよ…」ハルヒ「カレーな
らこないだの残りを冷凍したのがありますからちゃんとチンしてから食べて下さいね。」環「ぇえ…そういう意味じゃないもん…ぁあ…こんなのいつものイメージトレーニングとは全然違うもん…」光「あーぁ、壁に向かって膝かかえちゃったよ…」ハニー「イメージトレーニングって…何だろうねえ?崇?」モリ「武道における精神統一の一環。」馨「いやいや…うちのお父さんの場合、ただの妄想だから…」鏡夜「壮大なる、現実逃避ともいうがな。」ハルヒ「困ったなあ、凹むなら食事済ませてからにしてくれないと後片付けが面倒なのに…」双子「気になるのはそっちかよ!」環「俺のイメージトレーニングではさ…もっとこう…ハルヒが優しく起こしてくれてさ…俺を中心に和やかな笑いの絶えない一家でさ…」

ハルヒ「おはよう♪お寝坊なお父さん♪そろそろ起きてくれないとハルヒの朝ご飯が冷めちゃいますよ?♪」環「ん…。あぁ、ハルヒ…おはよう♪今日もうちの娘は世界一かわいいなっ…」ハルヒ「んもぅ…お父さんったらいっつもそうなんだから♪そういうのは親の欲目っていうんですよ?♪」双子「お父さんー!お父さんー!」環「おっ、光、馨。朝から騒々しいぞ?」光「いっけね!ごめんなさい、お父さん♪」馨「お父さん、仕事で疲れてるのは分かるけど、そろそろ起きてよー。」光「今日は、遊園地に連れてってくれるって約束でしょう?」馨「ハルヒなんか張り切っちゃって、早起きして特大のお弁当作ったんだから!」ハルヒ「んもぅ!お兄ちゃんったら言わないでよ!恥ずかしいでしょう?」光「お隣の埴之塚さんと埴之塚さん家の銛之塚さんも楽しみにしてるんだよ!」双子「勿論、お母さんもね!」鏡夜「光、馨、ハルヒ。お父さんは起きたか?勿論お母さんも遊園地は楽しみだ。そうだな、お母さんはお父さんと夫婦水入らずで観覧車に乗りたいものだな。」ハルヒ「あー、お母さんずるい!観覧車には自分がお父さんと乗るんだから♪」双子「えー、僕らもお父さ
んと乗りたいよぅ!」ハニー「僕も、タマちゃんと乗りたいなー♪」モリ「みんな甘い。環が本当に乗りたいのはメリーゴーランドだ。そうゆう訳で俺と環はメリーゴーランドに乗る。」ハルヒ「あーっ、ずるいですよ銛之塚さん!」馨「日頃の丹念の賜物でお父さんの思考回路まで読んじゃうなんて!」光「埴之塚さんもいつの間に人ん家に入ってきたのさ!」ハニー「ふぉっふぉっふぉっ…日頃の丹念の賜物じゃよ。」環「こらこら、喧嘩しない!みんな仲良く!よーし、こうなったらお父さん、順番で全員と観覧車乗っちゃうぞぉ!皆の衆!!支度をせい!!」全員「イエッサー!!」全員「あーっはっはっはっ……」

環「ってな感じでさぁ…楽しく遊園地に行ったり熱海に旅行に行ったりテレビのクイズ番組に家族に出場したり…お正月にはみんなで餅つきしてすごろくやってさぁ…」光「毎度思うんだけどさぁ、あの人の妄想って全体的に昭和だよね。イメージが。」馨「つくづく僕らの人格無視だしね。」環「だーっ、もう!うるさいうるさい!いつまでもいつまでも仲良しなのが家族なのーっ!」ハルヒ「はぁー…。夢の中でもつくづく面倒な人だなあ。」環「えっ?夢?ハルヒ、夢がなんだって?」ハニー「これはね、タマちゃんの夢の中なんだよってお話。」モリ「環、お前の深層心理を暴く夢でもある。」鏡夜「お前の家族設定へのこだわりは分からないでもないがその妄想が本当にお前の望む世界かな?」環「えっ?えっ?何これ?ホラー?」ハルヒ「そろそろ気づいても良いはずですよ。環先輩。自分の中の矛盾点に。」光「ハルヒは本当に娘でいい?」馨「僕らは本当に本当に家族でいい?」双子「家族でないとどうしてだめなの?どうしてそんなに家族にこだわるの?」環「えぇ?なっ…何…」モリ「自分と向き合うんだ。環。」鏡夜「環、お前は何を恐れている。」ハニー「タマちゃ
ん。分からないかな?」環「みんな…何を言っているのだ。俺は何も恐れてなんか…」ハルヒ「環先輩…」馨「殿…」ハニー「ターマちゃーん」モリ「環…」鏡夜「環…」光「殿っ!!」環「っぅ!やめろ!意味が分からない!やめろ!やめろおおおお!」

ドスン!環「あぁっ!」ハルヒ「環先輩!?大丈夫ですか!?今凄い音でしたけど…」環「っは…っは…ふぇ?」光「殿!ミーティング中に寝ちゃうなんて最低!」馨「しかも臨時で自分で召集しといてね!」環「ハルヒ…光、馨。」ハニー「タマちゃんどうしたの?怖い夢でも見ちゃった?うさちゃん貸したげよっか!♪」モリ「くまちゃんもいる。」環「ハニー先輩…モリ先輩…」鏡夜「居眠りしておいて更に寝ぼけてるとはいい身分だな。ほら、さっさと議題を進めよう。」環「鏡夜…」ハルヒ「確か、遊園地を貸し切ってホスト部のイベントをしたいって話でしたよね。本当にお金持ちの考える事はめちゃくちゃなんだから…」鏡夜「利益の割にコストがかかりすぎるからな。あまり賛成は出来ないが。」光「はいはーい!下見をして決めるのがいいと思いまーす!!」馨「この間オープンした、お化け屋敷がスッゴい怖いって噂のテーマパークがあったよね!」双子「ハールヒ!一緒に入ろうぜー!」ハルヒ「お断りします。下見とか言って、2人とも自分が行きたいだけじゃない。」ハニー「僕も、下見は大切だと思うなー。アイスがおいしいかどうか確認するのは
重要な事だよ!」モリ「以前、光邦の舌に合わないアイスのある遊園地に行った時の惨劇は忘れたい記憶。」鏡夜「勿論、イベントを行うなら下見は必要だろうが…環?まだ寝ぼけてるのか?」ハルヒ「そんなに怖い夢だったんですか?」環「夢…何だったっけ?すごく怖かったような…思い出したくないような…でも忘れちゃだめだったような…」ハニー「怖い夢なら忘れていいと思うけどなー僕は。」光「そうそう!ほら、殿が言い出しっぺでしょ?遊園地企画。」馨「これから下見に行こうって話で進んでるんだけど?」ハルヒ「え、下見って今日なの!?」環「遊園地…遊園地か…遊園地行こう行こう!今日行こう!よーし、お父さん観覧車とメリーゴーランド乗っちゃうぞー!!」光「ジェットコースターも欠かせないね!」馨「ハニー先輩のアイスチェックもね!」モリ「それはとても重要だ。」ハニー「わーい!!遊園地!!遊園地!!」鏡夜「どうする?ハルヒ。」ハルヒ「ここまで盛りあがったらもう止められませんよ。はぁー。今日のタイムセールは見送りだなあ」環「うむ!では皆の衆!支度をせい!!遊園地に行くぞー!!」皆「イエ
ッサー!!」ハルヒ「あーあ…走ってる…。はぁーこのバカ騒ぎはいつまで続くんでしょうねー…」鏡夜「そうだな…環が気づくまでかな。」ハルヒ「え?何にですか?」鏡夜「お前もな、ハルヒ」ハルヒ「意味が分からないんですが。あ、みんな行っちゃいますよ。おーい!待ってー」環「ハルヒー鏡夜ー急げー!」鏡夜「はいはい。行きますよ。ま、俺はいつまででもいいんだけどね。」

終わった(・ω・`)
疲れた(^ω^)
『』は思ってる事です。
流星の絆やるね!

お母さん下ネタ全く
笑わないから…
気まずい(・ω・`)