人は、死ぬとどこへ行くのだろう?
なんて、答えの出るはずのない問いを胸に抱いたまま、ただただ日常を過ごしていた。
その答えを、すぐに知る事になるとは知らずに…
個人的に「面白いんじゃね?」と思ったシナリオです。
主人公は、ゲームの最初で死にます。
そして、『死神』を名乗る存在から『この世に留まり続けられる事』を知らせられます。
霊としての自分の存在を人間に気付かれてしまったら成仏。
時間に個人差はあるが、この世に留まりすぎると、地獄を見る事になる。
二つのリスクを背負い、主人公は留まる事を決意します。
死に別れた『大切な人』へ『大切な想い』を残す為に…
さて、以下からは、裏の設定を書こうと思います。
パソコンだとドラッグで見れます。携帯だと多分ダダ見えです
まだ設計段階ですが、実際に書くor作るとなればネタバレになるというのが理由ですねー
まず、『霊としての自分の存在を人間に気付かれてしまったら成仏』についてですね。
霊体で過ごした時間に比例して、気付かれやすくなるみたいな感じです。
これは、もしも攻略対象が主人公に気付いた時、純粋に『また会えて嬉しい』という感情が出ますよね?
それと対照的に『自分が気付いたせいで主人公が消えてしまった』という悲しい感情の二面性を描きたかったからです。
予定段階ですが、気付いてしまった場合、気付いた人の記憶から、主人公に関する記憶が消される…という案も脳内で出ています。
「あれ、何で私…泣いてんだろ?」とか「○○・・・それ誰?」みたいなのがやってみたいんです。
そして、『時間に個人差はあるが、この世に留まりすぎると、地獄を見る事になる』についてです。
ここでいう『地獄』とは、悪霊へと変貌して『死神』に殺される事を指しています。
で、そこに向かうまでの『時間』は、『人々の記憶の量』です。
つまり、『主人公に関する記憶が現世で無くなった瞬間、悪霊に変貌する』という感じですね。
主人公の受ける『この世に留まり続ける制度』は『人の中の自分に関する記憶』を燃料として燃やして成り立っていて、時間と共に忘れられるわけです。
そして、これは個人的に面白いと思ってる事ですね。
主人公にそれを持ち出した『死神』自身、その制度によって悪霊へと変貌した存在なら面白いかなと。
悪霊の状態で前任の死神を殺してしまった為、代理を務めてる…みたいな。
さらに、主人公の身内だったら更に面白い気がします…もちろん主人公の記憶からも消えてる訳ですが、悪霊の主人公がトドメを刺される瞬間に、その『死神』の本当の名前を呼ぶとか!
これは分岐物ですから…小説よりもノベルゲーム向きかもですね。
1、○○に気付かれるエンド
2、△△に気付かれるエンド
3、□□に気付かれるエンド
…(ヒロイン数によって変更)
BAD、誰にも気付かれない(時間切れ=悪霊)エンド
5、全エンドを見た後にBADエンドを見る(『死神』の正体)
みたいに。5クリア後にゲームを始めると、『死神』の過去ストーリー…という風にしても面白そうですね