
-江嶋・存在論その1-
宇宙は銀河があったり恒星があったり、基本的にはランダム性にあふれるカオスである。しかし、よく考えてみると大きな疑問点が挙がる。
無から空間を生じさせるために「点」から一気にビッグバンが起きたのなら、全ての物質はその時に均一の力と速度で「点」から直線的に離れるように全方位へと広がるはずです。
ゆえに、宇宙の中の塵(ちり)同士が固まって惑星となったり、現在銀河が回っているというのも奇妙な話です。というのはビッグバンから全物質が直線的に離れる時、一体いつの時点で左へ行ったり右に行ったりしたのか?ということです。
ちり自体の重力によってお互い引き寄せられたというなら、全物質が全方向へ均一の力と速度で生まれて離れるわけだから、お互いが相殺しあってチリから石になることはないはずです。
ということは、宇宙が生まれる前に、それぞれの物質には方向性がプログラムされていたのでしょうか?ランダムに見える粒子の動きは、それ自体が複雑な動きを設計されているのではないかと考えられます。
つまりランダムというのは何かしらの意図的なプログラムであるか、または人がランダムに見えている物は、全て設計どおりに作られた動きなのかもしれません。
「ビッグバンを発生させた時、このA粒子はこう動いて、B粒子はこのように動いて」と設計されているに他ならないのではないか?そうでなければ単に「点」から宇宙という空間を作るなら均一に綺麗に広がればよいだけで、そこには直線的な動きしか考えられないからです。
例えばプログラマーが球体を作るなら、数値を打ち込んで、ただ「点」を全方向へ広げていけば良いだけなのに。
直線的な動き以外があるのなら、それは一体いつ、どの粒子が一番始めにそのような動きをしたのかということであり、この一つが起こったからこそ、他の全粒子にも影響を与えて今の宇宙が作られたと考えられます。
ということは、宇宙の発生の前は無ではなく、何かしらの設計図や意図があったに他ならないのです。
宇宙というコーヒーカップを一番はじめに掻き混ぜたのは誰であり、何の意味があるのかということなのです。
これを考えるとランダム性というのは、いかに不思議なのかというのが理解できるでしょう。以上ありがとうございました。![]()



