もっと書きたいけど丸で囲った数字が20までしかない。

いろいろありました。

ケンカしたとき、寮に住む彼女の友達が間に入ってくれたこと。

彼女の従姉妹が働く歯医者へ行ったこと。

居酒屋で相席になった夫婦と一緒に飲んだこと。

フェスティバルゲートのエレベーター内でキスしてたら、急に扉が開いておばあちゃんに見られてしまったこと。

そう言えば、バレンタインのお返しでホワイトデーに手作りチョコをプレゼントした。


2005年の春先に些細なケンカで別れました。

これで全部終わりです。
2004年。

僕らはいろんなところへ行った。
でも、彼女のお母さんが学生の間に外泊してはいけないと言ってたので、たまに近場でお泊まりはしたけど遠くへ旅行には行けなかった。

9月のある日、仕事が終わってケータイを見ると彼女からの着信が20件もあった。
何事かと思って掛け直してみると泣き声の彼女が電話に出た。
話を聞くと、前期のテストで欠点があり来年の春、卒業出来なくなってしまったとのこと。
ショックでフラフラ歩いてきて僕の家の近くまで来ているとのこと。

僕は慌て家に帰り彼女に会いに行った。
人目を気にせず泣いてる彼女。
実習とか課題とか頑張ってたから悔しい気持ちは痛いぐらい分かった。
でも、頼られてて嬉しい気持ちもあった。
彼女を慰めた。
彼女がお母さんに買ってもらったブランドのカバンに涙が落ちたので、僕はカバンを取って拭いた。

つづく
この年のクリスマスに僕らは明石へ行った。

タコフェリーに乗った。
淡路島に着いた。
何の下調べもない。
少し歩くと浜辺があった。
雪が降った。

僕らは明石へ戻る。
1年半前の夏に行ったファミレスへ。

1年半前の思い出をなぞるように。
今の僕がこうして8年前の思い出をなぞるように。

つづく