携帯電話の通信環境をより良くするために全国の基地局の帯域幅を広げるという仕事をしております
その中で前段階として基地局の図面確認をして問題がないかというがチェックが必要で、全国で何万という数の基地局が存在するわけでそれを1局1局見ていなければいけないわけです
令和の今の時代にこんなアナログなことせなあかんのかという疑問はありますが
で、ある時に一定期間内に約2,000局程の図面確認をしなければならず上司がとあるリストを持ち出してきて、このリストに載っている局は問題ないから見る必要ないよと言ってきました
該当したのは約500局でこれらは見る必要ないとのこと
良く見てみるとその中には図面上で明らかに問題あるものがあり、
「これも問題なし判定でいいんですか？」という私の問いにその上司は「問題ない」と返事がありました
私自身もチーム内で指示する立場にあり、それをメンバーに伝えてリストに載っている局は図面確認しなくて良いと伝えました
そんときもチーム内で本当に大丈夫かなという思いはあったんです
それからしばらく経って実際に帯域幅を広げた局の事後正常性で問題アリの申告があり、よくよく詳細を聞くとあの大丈夫といっていたリストに載っている局でした
つまり、上司が見なくていいよといっていた500局も結局は図面確認しなくてはならなかったわけです
これが結構な大事となり、私も電話でその上司と話をしたのですが、その上司から
「なんか、部長とか上の人から聞かれたら全部俺のせいにして構わないから！！」
とのこと
いや、うん。
そのセリフ、実際の責任が部下にあって上司がかばうときに言うなら頼もしい、というか理解出来るけど今回に関しては100あなたの責任やないですかって。。。
「あ、いやいいんですか。わかりました。なんか申し訳ないです」
とは返しましたが。。。
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