崖の上のラッセン火山国立公園

崖の上のラッセン火山国立公園

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■ラッセン火山国立公園

 ラッセン火山国立公園は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北中央部にある国立公園で、4種の火山すべて(溶岩ドーム、楯状火山、噴石丘、成層火山)がある、世界でも数少ない地域の一つである。公園にそびえたつラッセン山は世界最大の溶岩ドームであり、カスケード山脈で最も南に位置する。ラッセン山周辺地域は依然火山活動が活発で、沸騰する泥水泉、臭い噴気孔、激しく泡立つ温泉が見られる。


■歴史

・1907年
 … セオドア・ルーズベルト大統領により2つの別々の国定公園として指定されて発足
   (シンダー・コーン国定公園とラッセン山国定公園)

・1914年~1921年 
 … 大小様々な噴火が続き、これによって新たな噴火口ができて溶岩と大量の火山灰が噴出

・1916年
 … ラッセン山、噴石丘周辺地域が国立公園に指定される

■地理と気候

 公園はサクラメントヴァレーの北端近くに位置し、公園の西部分は大きな溶岩尖塔(溶岩流によって生み出された大きな山)、ギザギザの噴火口、湯気を出す硫黄の噴気孔を特色とする。地形は氷河によってできた峡谷によって切り分けられ、湖が点在し、流れの速い澄んだ川が流れている。
 公園全体が中高地にあるため、一般的に2,286 m以下の場所では冬は寒く、夏は暖かい。公園内の降水量は多いあるいは非常に多く、高さ2,042メートルのラッセン山シャレーの降雪は、東向きにもかかわらずおよそ10.9 メートルに達する。さらに高い2,500 mのヘレン湖周辺では降雪はおよそ15.24 m- 17.78 mに達し、カリフォルニア州で最も雪深い場所となっている。その上、ヘレン湖は最大積雪量 4.52 mで、カスケード山脈の火山周辺の測候所のどこよりも平均降雪量が多く、雪だまりは年中残っている。