筋肉をつけるためには、トレーニング×食事がなにより基本になる。
トレーニングは、目的により負荷のかけ方が変わる。
以下は、目的別のトレーニングメニューだ。
■RMの意識
RMとは、レペション・マキシマム(repetition maximum)の略である。
このRMは、ワークアウトの際の最大反復回数を指す。
つまり、仮に50kgのバーベルの最大反復数が10回であれば10RM、20回であれば20RMということになる。
ひとつのメニューあたりのRMを3セット程度行うのが基本となる。
このRMは当然、負荷の重さによりRMがことなる。
ある程度持ち上げやすい重さなら10~15RMのこともあれば、自分の持ち上げられる最大負荷の重さなら1~3RM程度になる。
このRMの回数により目的が変わってくるのだ。
■RMの使い方
体を大きくする、スタミナをつける、筋力をつけるなどRMの回数により目的が大きくことなる。
筋力の持久力をつける:15RM以上
筋肉を大きくする :8~12RM
最大筋力をつける :1~3RM
<筋力の持久力をつける>
サッカーやボクシング、テニスなど常時筋力を使い続けるスポーツのトレーニングに向いている。
ただし、マラソンや競歩など長距離種目はまた別のトレーニングとなる。
負荷の重さが、軽いため初心者にとっても始めやすいトレーニングだ。
<筋力を大きくする>
おおよそ8回から多くても12回ぐらいが限界の強度のトレーニング。これを3セット行う。
トレーニングは、ただ回数を増やせばいいわけではなく強度と回数を意識する。
この8~12回あたりの強度のメニューは筋肥大を目指すのに効果的である。
<最大筋力をつける>
1~3回で限界を迎えるトレーニング。
筋肥大を目的とせず筋力の強化を目指す人に向いているメニューだ。
ただし、初心者がこれを行うのは危険である。知識不足や誤った姿勢でのトレーニングは大きな怪我を招くことがある。
トレーニングに慣れてきたあたりで、適切なトレーナーなどに相談をし実施するようにしよう・
『細マッチョ』や『ゴリマッチョ』などという言葉を聞くこともあるが、人それぞれ自分が求める体型、自分に似合う体型がある。
鍛えぬかれた体は、ウェアやシューズなどと同じいやそれ以上に重要なファッションの要素である。
近年では、トレーニングを取り入れたライフスタイルそのものがファッションスタイルとして定着してきている。
年齢を問わずトレーニング人口は年々増加し、それと共に喫煙や飲酒を辞める人も増えてきている。
どうやらトレーニングは、ファッション性の向上とともに健康促進にも大きく追い風を吹かせているようだ。
食事もそのひとつだ。トレーニングのための食事が結果として、不摂生な食事を抑制しより健康な体へとつなげてくれる。
次回は、トレーニングの食事メニューていこう。