レーシックニュース


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊医療法人「医療法人社団博美会」は、神奈川クリニックとして日頃より皆さまに大変ご愛顧頂
いて参りましたが、諸般の事情により、眼科事業を「医療法人社団稜歩会」(神戸クリニック)へと承継
するため、平成22年5月6日、東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行い、同日、破産手続開始決
定が下されました。そして同日、弊医療法人の眼科事業を「医療法人社団稜歩会」に事業譲渡し、今後は
「医療法人社団稜歩会」として眼科事業を継続していく運びとなりました。
皆さまもご承知おきのことかもしれませんが、昨年2月に発生した他クリニックでの感染症問題を発
端に、レーシック医療全般に対する不信感が社会的問題となり、以降、弊医療法人の経営にも厳しい影響
を与えて参りました。
弊医療法人も、経営建て直しを図るべく、誠心誠意尽力して参りましたが、企業努力だけでは解決でき
ず、採算が悪化し、資金繰りも限界に達しました。患者さまに対する今後の医療行為の適正な継続を考慮
し、残念ながら事業継続を断念し、「医療法人社団稜歩会」に事業を譲渡する決断をいたしました。誠に勝
手極まりなく、また不本意ではございますが、熟慮に熟慮を重ねた結果、本件申立てに至った次第でござ
います。
 患者様におかれましては、突然のことで大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫びさせていただく
とともに、弊医療法人の事情をご斟酌いただき、何卒御容赦頂きますよう心からお願い申し上げます。
尚、今後は、医療法人社団稜歩会が引き続きレーシック事業を継続いたします。定期検査(レーシック
手術後の1日後、1週間後、1ヶ月後)は医療法人社団稜歩会が引き続き無償で行い、保証期間内のアフ
ターケアについても弊医療法人における保証条件と同一条件にて行わせていただく所存であります。患
者さまに対しては、いささかのご迷惑をかけることのなきよう心がけて参りますのでよろしくご理解の
ほどお願いいたします。
患者さまに対しては、従来にもまして質の高いレーシック医療を継続していきますのでよろしくご理
解され、ご利用いただきますようお願いいたします。今後とも末長く倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願
い申し上げます。
敬具
              
医療法人社団 博美会(神奈川クリニック眼科)
理事長  山子 大助