ちょうど半年前から、徐々に気になっていたThinkPad X390のトラックポイントの暴走。
しかも、カーソルの移動だけならまだマシだったが、左クリックキーも効かない状態になっていた。

対策は一応あり
・再起動
・右クリックを数回押して左クリックが効くまで試す
・左クリックを効くまで連打する

どれも一時的な付け焼刃でしかなかった。

ならば、いつかは…
我慢の限界が来たら、交換に踏み切ろう。

そして、その時が来たと確信した。
某通販サイトだと、互換品しかないので、
オークションにて落札。

交換手順は比較的簡単だが、2つの工具だけが必要条件。
・薄いヘラ(頑張ればクレカとかでもOK)
・プラスドライバー(#000:極細)

1.左右クリックキーを外す
下部の内側からヘラでゆっくりと外側へ横に浮かせ、今度は上に縦に動かせば外れます。
その後に、ネジがあるのでドライバーで緩める(外れない仕様なのである程度回せばOK)
2.キーボードの中央クリックキー除く左右に爪が各2箇所ずつあるので、ゆっくりヘラで浮かせていき、
その後、今度は左右の縦を下から上にゆっくりヘラで動かす。
3.あとはキーボードの上部を下に少しずつスライドさせ、自由になったら
そのまま180度下に折り返す(タッチパッドとキートップが向かい合うようにする)

4.フレキの固定部(茶色)を90度上にゆっくり上げる

5.フレキを少し浮かせてゆっくり外す。



戻すときは逆の手順でもどします。

6.キーボードをタッチパッドの上に裏向きにセット
7.フレキをセットする。
フレキは一番下の白い線がちょうど茶色のレバーの可動部に合うように位置合わせして
茶色のレバーは水平に倒す。

この点だけ注意すれば、あとは
最後のネジの位置がズレてさえいなければ問題ないです。

そして、動作チェック→OK
まぁ、この程度の難易度なら、初期不良を除けばフレキさえ傷つけなければ大丈夫のはずです。



後で気づいたのですが、
F9~F11のキートップの印字が違う…
これは…

上が新しいキーボード、下が今までのキーボード。


で、判明したのが、後継のX13のキーボードだったようだ。
とはいえ、基本操作は問題ない。

動作自体は元のキーボードに準ずる形ですが、

そもそも、Fキーは文字の一発変換でしか使わないので、軽微な問題です。

それに後継モデルのキーボードとなれば、トラックポイントの問題も秘密裏に対策しているかもしれない。
それを希望に、しばらく様子見をしてみようと思います。