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舞台稽古 2日目

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毎日更新目指してましたが、昨日は飲んじゃって12時すぎちゃいました〓

今日も焦って書いてます。

昨日は朝からまた明かり合わせでした。

そして13時から役者さんたちが入り、おとといの続きの舞台稽古。

おとといは3時間かかって1幕2場までしか終わらなかったので、21時半まで予定を延長してなんとか2幕最後まで行くのが昨日の目標。

1幕最後の群集シーン、2幕の音合わせ、振付の位置決め、シルエットの透かし、血糊、随所に順調にf^_^;時間がかかる。

8時間もあると思ってもひとつの場で1時間ぐらいすぐかかってしまうんだなあ。

そんな中で役者の木村靖司くんが誕生日なので、稽古中断して舞台上に役者全員集合してケーキでサプライズのお祝いをしました。

音響さんはアドリブで音楽を、照明さんも色を付けてくれたりして盛り上げてくれる。

時間のない中しばしの和み。
しかし和んだのもつかの間、また舞台稽古に突入



だんだん疲れやイライラがつのってきて各部所でいろんな人が声を荒げる場面が。


かくいう私も一回だけ音響さんに怒鳴ってしまった。


みんなが不満を持たずニコニコ進行する舞台稽古などはなかなかないだろうが、それにしてもみんなに許容量を越える仕事をさせているのは私の演出のせいである。


申し訳ないと少々へこむ。

なんとかギリギリ2幕最後まで終わった。


役者諸君と少し飲むことになり近所の居酒屋に。

ここで初めて入った居酒屋で、おばちゃんの接客がまあひどかった。

どうやら閉店間際に10人ぐらいで来たのが面倒くさかったらしい。

オーダーを間違えたくせに非を認めず逆ギレ。

洗い物を少なくしたいらしく取り皿も人数分くれない。

おつまみを頼もうとすると「もうこの時間は焼き物と炒め物はできませんから」と言われた。

すでに火を落としたってことだろう。

そんなことはよくあることだからそこは納得して、ポテサラとか無難なものを頼んだ。

レバ刺しを頼んだら「この時間にレバ刺しはないわ」と軽く半笑い。

いや、この店の仕入れの状況知らないですから。


「じゃ明太子豆腐」と頼むと、「だからできないのよ炒めものは」と言う。

炒めるんだ!

いや頼んだこどもないつまみの料理法なんか知らないし。

しかも生ビールを半分ぐらい飲んだところで追加を注文したら、「前のビールがなくなってから次を注文してね」と指示された。

えー!?

「全部飲まないと次頼んじゃダメなの?」と聞くと。

「そう」と驚くべき答えが返ってきた。


それでもしかたなくあと一口分残った状態で「生ちょうだい!」と言うと、なんと一口飲み干そうとしていたジョッキを私の手からもぎ取っていった!

すごい店があったものだ。

しかし疲れた私にはキレる気力もない。


舞台稽古について役者たちにも聞けば少しずつ不安や不満があるらしい。

すべての関係者をケアすることはできないのか。

おばちゃんと自己嫌悪にダブルでへこむのでありました。