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右へ参りま~す

自民党、激ヤバ政権公約発表

 あっと驚く維新+太陽の合流で他の保守グループも独自色打ち出そうと大変だぁ。第三極の方もこの際、恰好つけてられないみたいだ。震災後で選挙前のこの時期に、核保有抑止なんてよく言えると思うんだが。賢いではなく強いの方が国民一般には魅力的ですか?それにしても直前に太陽の党を名乗ったのは、何かあったらいつでもバラけますよ、ということなんだろう。やることに抜かりがない。と言うか選挙後はそうするつもりなんじゃないだろうか。迎え撃つ自民党はどうだ。どうやら安倍-石破ラインで極右政党になったらしい。その筋の人たちはさぞうれしいことだろう。それどころか中国も韓国も明確な標的が出てきて大歓迎だろう。まさに目糞鼻糞の次元だ。その政権公約が発表された。柱は憲法改正で予想されていたことではある。集団的自衛権の行使、自衛隊を国軍へ。自分の国は自分で守る。当たり前のことだが、それがなぜ軍事力偏重となるのか。まっ、自分で暴力装置であることを認めたようなものだが。

私の未来予想図(ナイトメアーズ・カム・トゥルーガーン)

 自衛の義務は性別を問わず国民があまねく負わなければならない。そのためにはあらかじめ軍事的教育が施されていなければ、有事には間に合わない。かつての敗戦の要因はここにある。私たち国家は軍隊そのものでなければならない。

 ★ 学制を改革し、授業としての軍事教練を取り入れます。また15-18歳の間に兵役を義務化します

  教育委員会教育長は、自治体の首長がそれにふさわしい人物を任命します。教科書の内容にも踏み込み軍国・皇国教育化します。また反中・反韓教育にも取り組みます。

 背筋が寒くなるね。70年前に戻って大日本帝国リプレイかよみたいな気味の悪さ。教育委員会の内部的問題も憎悪の下にすり替えられてる。いじめ事件対応で各教育委員会の問題は浮き彫りにされたが、それを政治的に介入していいのか。日教組も平穏に胡坐をかいていたんだよ。で、大津のいじめ問題はどうなった。目 スポーツ野郎もヤンキー先生ってのも結局そんなもんなんだよ。夜回り先生は身の丈心得てるね。
兵役とは徴兵制ということだが、これは国民ひとり一人を戦闘能力に応じて規格標準化(定期的に肉体的・知的能力的に精査される)するということである。また、今回の東日本大震災における即応予備自衛官のように、いつでも招集することができる。応じないと厳罰に処す。自由など無い。おーい、松下政経塾の人たち。ずいぶん先を越されてますぜい。こりゃ税制も大幅に変わってくるだろうな。軍事力増強だから。

 ところで選挙っていっても多くのヤバイ右と不甲斐ない左しかないと、いったいどうすりゃいいんだい。

昔の名前で出ていますぅ~

実体は"たちあがれ日本"の石原新党、太陽の党として再スタート

 なお英語表記は

Reactionary party of Fat old sun.(sky is falling)

 となります。

しかし、新銀行東京やダメでも諦めないオリンピック招致もそうだけど、若い自称アーティスト〈慎太郎四男含む〉を喜ばせただけのトーキョーワンダーサイト〈ウォール〉=バカの壁にひひといい、威勢のいい尖閣諸島買います発言→大規模混乱といい、辞職後〝かなりいい小説を書き終えた後の解放感〟と言えてしまうんだから、世界は俺が回してるの勘違いも甚だしいんだが、最後は大同団結すると言っている第三極でもネームバリューは魅力だが心から拭い去ることができない橋下徹への“どこの馬の骨”感が、結局古い安心感のある友人たちとの合流ということになったわけか。橋下も俺がグリニッジ天文台勘違いで似たようなものだからそりが合わないのかも。国政復帰って来るべき自分の為の弔い合戦という気もする。太陽の党と言えば、オー牧場は消えた~音譜の太陽の塔・岡本太郎だが、この人自身も前衛からプリミティブに逆行した人だし、これって案外的を得たネーミングなのかもしれない。政局は不発弾だ!ロケット

読売一面誤報ごめんね事件

読売新聞、速攻で間違ってました宣言-iPS手術

 いつだったか主筆の渡邉恒雄さんが(自分のひ孫みたいな)アイドルグループのメンバーと対談した提灯記事で、完全に読売は死んだ(それ以前に既死情報あり)んだと思ったのですが、ドクロ さらにまたダメ押し、という段階突入らしいですね。コンブガチャはダメで投票権の付いたCDやじゃんけん見学商売はいいのかと。さらに原発ゼロなら電気料金うなぎ昇りという煽りもあるし。日曜日の書評でほとんど読売な中央公論新社本を取り上げるのもどうかなと。あるいは広告とはいえ“とんでも”な口寄せ宗教啓蒙本は本誌のクオリティを貶めてないかとか。今回も誤報検証をまるまる全面使ってやってるけれど言い訳臭がプンプンしている。一杯喰わされた以上、いまさら渦中の人物がいかに怪しいかなどと言ってみたところではじまらない。問題なのは編集なのであって、現象の羅列ではなく内部の(複数の)誰がどんな認識と過程を経て記事となったのかという検証こそ本筋なのだ。それはスクープに固執する報道の病理を探ることでもある。なんだったら失敗学の権威、畑村先生に検証をお願いしたらどうか。あっ、あれは機械工学系オンリーの人だった。にひひ (選べない)記事を買っている購読者の立場からすれば、本来載るべき別の記事があったはずで、勇み足の説明は本誌ではなく無料配布の号外(もちろん宅配)でやって欲しいものだ、とも思う。最近じゃ何かと言うと国民鼓舞な号外乱発だしね。そういえば清武問題の時、読売の反応はこれでもかというくらいヒステリックな印象だったけれど、今はどうなっているのだろう。もうガンガンいかないのか?ジャイアンツ原監督女性スキャンダルはどうだ?
 

メッキされた金環

列島、金冠日食に沸く

 昨日は一日この話題でもちきりだった。太平洋側の四国・九州・本土在住者にとっては、どこかに移動しない限りほとんどの人が人生で初めてでありしかも広範囲に亘るレアな現象だから大騒ぎもむべなるかなといった感じではあった。が、子供たちなどはともかく、いい年齢をした方々のそれこそ大はしゃぎ振りの光景をニュースなどで見ていたら、初夏に向けた気分もすっかり萎えてしまったのだった。つまりイメージ信仰の行動原理が寡占的である状況。原発事故も或いは根絶できずにいる振りこめ詐欺もさもありなんということなのだ。本質から乖離し表層を注視しすぎると悪徳への目配せは欠如するということである。このような傾向は、政治的カリスマ待望の兆候のような気がしてならないのだ。“卑弥呼さまぁ~”とはお笑いコンビ、ハイキングウォーキングのネタだが、それは支配される者の自己認知でもある。大衆にとってカリスマの物語に国家転覆の、享受してきた自由への抑圧という返り血的予知能力は、ない。金冠日食を見て内に秘める愉悦感とともに、何か別のもっと壮大な天体ショーを見ることのできない年代に生きる無念、という冷めた視点を持ち合わせていたい。

死刑執行人もまた死す…

ベテラン万引きGメンが他店で万引きで逮捕

 これ消防関係者が放火の疑いで逮捕されるのと同じですか?小売り業に従事していると万引きの対応もあると思いますが、捕まえて取り調べる方も気分のいいものではない。盗品という犯罪以上にその人物の生々しい背後にあるものを垣間見るときがわたしの場合はとても辛かった。子供の場合の教育的な配慮も必要だが、最近では病気が要因になっていることも指摘されているし、つまり無意識だったり制御できなかったりということもあるので大人もまた注意を必要とするだろう。犯罪なのだがらすぐに警察を呼んで引き渡せばいいという論調もしばしば見かけるが、短絡的で浅慮な行動に思える。こういう精神的風景の延長線上(=厳罰願望)に裁判員制度があるとするととても怖い。警察は現場を事務的に処理するだけの機関であって、根本的解決などには関心を示さないだろう。それは社会に対して閉じている組織特性だということだ。しかし現実の生活者であるわたしたちはそれ、つまり思考停止で良いのだろうか?前にもここに書いたことだが、犯罪や非日常と規定されている事象に日夜対応しなければならない職業の場合の、ストレスのケア・組織的管理というものをもっと真剣に考えるべき時期に来ているのではないだろうか。もちろんその中に警察官も含まれることはもちろんである。

社会に生きるための搾取学習ゲーム

コンプガチャ、消費者庁注意喚起で業界一斉に中止

 商売のやり方としては新しくはない。コンビニ限定の清涼飲料水のおまけミニフィギュア(中身が見えない)なんてのもそうだろう。わたしの子供の頃の70年代も、お菓子付属のシールが問題になったりした。当時はシールが目当てでお菓子は捨てられるので、食べ物が粗末にされるという物言いだったように思う。それはともかく、今回は各ゲーム会社がまるで談合のように早々に手を引いた。ここらへんにこの商売のアコギさが出ているように思われる。表向きは青少年の射幸心を煽るということで景品表示法違反の疑いということにはなっている。しかし問題なのはそのやり口で、参加者共通の目標であるところのコンプリートを、どの程度のパーセンテージで出すのかという内部事情をお上が入って調べられると、詐欺として立件されかねないということなのではないだろうか。だからこそゲーム業界は賭博業界を見習って大々的に、処世術としての社会貢献・慈善事業をしておくべきだった気がする。ところで、われわれ世代にとっては年金ってコンプ(満額支給)できないコンプガチャなんだろうか?

北朝鮮からの飛翔体

 北朝鮮、実用衛星と称する事実上のロケット花火打ち上げ失敗

 北京に向かってたら面白かったのに…

かどわかされて
同型と思われる実用衛星と称する事実上のロケット花火

↓日本が誇る警報システムJアラート

かどわかされて


相次ぐ警察不祥事

千葉県警、ストーカー被害届提出先送りさせ慰安旅行

その他思い出すままに…
 ● 岡山県警、パトロール中に下着物色
 ● 大阪府警、飲酒運転アルコール数値・強盗事件証拠品などの捏造
● 警視庁、容疑者に道を尋ねられた男性を誤認逮捕
 ● 福岡県警、巡査長がスカート内を盗撮
 ● 静岡県警、複数署員の不祥事を隠ぺい
 ● 北海道警、SMクラブに家宅捜索したら身内が全裸で縛られてた(股間には暴発寸前のピストルが)  

おーい、チャンネルどこでもいいから早く警察ドキュメント番組流して、“市民の警察”アピールしろ!

昔は正月とか夏休みとかでないと見られなかった警察ドキュメントものも、最近じゃ毎月どこかがやっているみたいな印象。報道バラエティ内のコーナーでもやってるし。何にも考えないで安くあげたいテレビ局の思惑もあるんでしょうが、ちょっと多すぎないか。でもリアルドキュメントで身内の不祥事取り締まる警察ってゆーのも見てみたいかも。スピード(暴走族)取締りも薬物取締もワンパターンで面白くなくなってきたからね。しかし犯罪を見抜く“動物的勘”は鋭いのに、被害を未然に防ぎたい市民感情には鈍感ていうのは、何なんだろうね。特権意識か、怠慢体質か。

お家に帰りたい

オウム・平田容疑者、出頭するも相手にされず

 な、なにぃ、逃亡していたオウムの平田ですだと?
この野郎、よりにもよってこの大晦日の夜に出頭してきただと、ふざけんな。オレはなぁもうすぐ仕事明けるんだよ、もうすぐ終・わ・りなんだよ。面倒なんだよ、早く家帰って録画してある紅白見て寝るんだっつーの。明日も初もうでなの。聞いてないからな、お前の言ってること聞こえないから。だいたいお前、手配写真と似てねーじゃねえか。変装してた?整形した?知らないっつーの。なんで今日なんだよ。三が日考慮しろよ。どうしても出頭したいなら丸の内行け(しかし、たらい回しするなんて公務員としてオレもえらくなったもんだなぁ)
 
やっぱこんな調子なのかな?逃亡犯も三人警察官に相手にされなかったら無罪ってことにしたらどうだ。

夏の日の墓穴

石川の落とし穴夫婦死亡事件で妻と友人6人書類送検

 8月の話がまだこんな段階だったのかと。管理者(県)に無許可で穴を掘ったということが理由らしいが、今回死亡事故が起きなかったとしても、度を越した深さの穴を掘る連中が、この穴を元通りにしたかどうかは疑わしい。関係のない赤の他人が被害に遭った可能性さえあったわけだ。むしろ殺人罪なのではないだろうか。ところでテレビニュースはこの事件を淡々と伝えているけれど、この連中がお笑いタレントの一連の番組、いじめを助長するとも批判される番組群に影響を受けていた、とは考えられることではないだろうか。要するにひとを罠に嵌めてみんなであざ笑うという類のものだ。番組では演出がなされているわけだが(それでも事故が起きる場合がある)、ジャーナリズムとはそれを感じ取り生きている実行者である友人たちを中心に、過去の類似事故なども調査し報告するべきだろう。実際怖いのは、番組の影響が無意識化している場合だから、責任は重大だと考える。それともバラエティー番組制作への内部批判もできないのだろうか。本当に一部の芸人が言うように“見なければいい”なのか。