稲実の国友監督と、青道の片岡監督の、発言について。自分が以前書いた解釈は違うんじゃないかと思えてきた。
この2人の監督は、私なんぞには想像もつかないほど「大きな愛」で選手たちを受け止め、包み込んでいるのだろうな、と思うようになってきた。
稲実vs青道の決勝戦の前夜、
国友監督は成宮を認める発言をした。
「お前もよく立ち向かってる」
自然に口から出た、という感じだった。
「成宮の全てを受け入れている」![]()
その愛情から、
湧き出た言葉なんだろう。
監督は今まで選手たち、特に、長所も短所も際立つ成宮には厳しいことを沢山言ってきたけれど、
とても愛おしく思っている。
西東京大会の決勝。これが成宮たち3年生には高校最後の試合になるかもしれない。
その試合の前に、言葉が自然に出た。
言われた成宮は嬉しかった
けど、「やめて、死亡フラグみたいじゃん」だなんて言って胡麻化してる。それでも、監督に応えるためにも勝ちたいっていう気持ちをちゃんと言葉で返した。
私はこの夜のシーンが大好きです。月夜の空に浮かぶ雲、澄んだ空気、八王子のはずれの静けさの中、カルロスの叩くボンゴの音が響く…そっと見守る下級生たち……映画のようです。
もしかすると、この監督からの言葉で、
成宮は、監督に認められたというような
「安心感」を得て、
決勝戦でまたグンと大きく成長していくのかもしれない。
・・・このブログで31巻の終わりまで読んで、
試合はまだ途中だけれど、
成宮は、今までとは違う段階に入って行くように感じられる。
ピッチングのすごさもそうだけど、精神面。
多田野が肝心なところでエラーをしても
「関係ねーよ」
俺がなんとかするって。
ついに「俺がこのチームを引っ張っていく」という覚悟が生まれたようなんだ。
私はずっと、なぜ稲実のキャプテンは成宮じゃないんだろうと思ってきた。
彼には覚悟がなかったんだね。
自分のことで精一杯?
誰も、彼にやらせようとしなかった。
だけど、最後の最後になって、ついに、成宮は本気でチームを引っ張る気になった。。。だといいな。^_^
一方、青道の片岡監督の発言。
小湊春市に「その木製バットで青道打線のブースターになれ」と言った。
一生懸命な春市がかわいい。
私は「え?木製のままでいいの?身体小さいのに?」と思ってしまった。
この発言の意図について、私はまだ十分に消化できてないんだけど・・・
片岡監督も、「春市、お前の全部を受け止めているよ」ということを伝えたかったのかな。
監督の大きな愛![]()
すごいな、この人たち。
赤の他人をそんなに愛するってこと、私にできるんだろうか。
どうしたらそんな境地に。
うーむ。監督の愛のエネルギー源は、選手たちなのかもしれない。



