サンタ・・・
フアロンママが預かっていた頃からずっと知っているサンタ。
お目目も見えず後足も動かずだったけど
素敵な里親さんが見付かって
里親さんとも仲良くさせて頂いていました。
そんなサンタが危篤だとフアロンママから聞いて
動揺と振るえが止まらなかった
次の日の朝
サンタママから連絡があり
ララさん、実は・・・
その先は聞きたくなかったので
フアロンママから聞いてるよって先にこたえた。
ああそうですか。サンタに会っていただけませんか？
うん。会いに行くからね。
できれば今日。
ん？ 今日？
やっぱりタダゴトじゃないんだ。
わかった。夜、会いに行くから。絶対に行くからね。
サンタはベットに寝ていた。
動かなかった。
元気だった頃の
サンタは私の声が気になるようで
私が喋るとワンワンとよく鳴いていた。
きっと私の声が大きいから耳障りだったのだろう。
この日も私が喋るとピクピクと動いていた。
まだ大丈夫だってその時は思った・・・
お見舞いにはルルを連れて行った。
何年も前からサンタとお友だちのルル。
なんて話しをしたのだろう？
ココにはサンタがそっちへ行ったら追い返してって言ってある。
次の日、サンタママから連絡があった。
今朝、亡くなりました。
会ってくれてありがとうって・・・
まだ大丈夫って思っていたけど
最後の夜に会わせてくれてありがとう。
よく頑張ったね。
ママの腕の中で息を引取ったそうです。
葬儀の場所を記したLINEが届いた。
ごめん。 欠席します。
お花だけおくった
行けなかったのではなく
行きたくなかった。
とても耐えられそうもない。
取り乱したら失礼だし。
本当は行かなければいけなかったのだと
今更ながら思う。
ごめんね。本当にごめん。
色んなところへ一緒に行ったね。
アビーのお兄ちゃんのリオンくんとよく似ていて・・・
私の作った下手くそなお洋服も着てくれたね。
可愛い、可愛いサンタ
ママのお母さんが作ってくれたパンツ。
名前入りだ
フアロンママがブログにサンタの記事を書いていた。
どんな気持ちで書いたか計り知れない。
嬉しい記事なら なんぼでも書けるが
悲しい記事を書くのは辛い
いまだにココのことは記事にできないでいるワタシ・・・
サンタのことは書かなくちゃ
もっともっと思い出はあるけど
この辺で
サンタへ
今度、生まれ変わったら迷わずママのところへ行くんだよ。
ありがとね。
またね。