子どもは甘やかしてOK

とか、

いっぱい甘やかして育てて大丈夫

とか、聞くけど。

「甘やかす」のが難しい。


ぎゅゅうっって抱きしめて……

とか、目に見える愛情表現とかは

比較的ハードルが低い。



では、店先で、ギャーギャー駄々をこねたら?


おもちゃを片付けても、片付けても、片付けても……散らかして、散らかして、散らかして、散らかして……片付けない。 とかは?


下の子がおっぱいの時間で、お腹が空いて泣いているのに、上の子が「だっこ!だっこ!だっこ!」とせがむ……時は?


自分が頑張って作ったご飯を
一口も食べずに、
「もういらーん」……
お菓子を見ると目の色変えて
食べたがる。


振り返るのは、

「自分が小さい頃、そんな甘えが許されたかしら……」という葛藤。

そしてどこまで子どもの甘えを許すのか。どうやって甘えを許すのか。


すごく、すごく、すごく
難しい。


自分が甘えられてないなら、
自分との感情に向き合うことになる。


子どもを育てているのに……

自分の子ども時代を

自分で育て直しているみたい。

許されなかった自分を、

自分の子どもを通して、
自分を許す。

自分の子どもを通して、

自分が成長していくみたい。


親にしてもらってる。

私の成長途中なのかもしれない。


自分の子どもを信じなさい。


よく言うよ。
自分の子どもに対しては
理由がわからないことで怒られてたのに。

育児は自分の子ども時代をやり直しているような。
自分を自分で育て直しているような。

嫌な自分と向き合うことのような。


不思議な感じ。