ご相談者
代々続く芸術家系の40代男性
「長男で家を継ぐために物心つく前から指導をされていたが父との会話が殆どなく褒められたこともないため愛されていないと感じ、反抗心も相まって家を飛び出し家業とは別方向の道を歩んでいたが、父が高齢で倒れ家族も纏まらず今後どうすべきか悩んでいる。」
というご相談でした。
こちらの相談者様は、
太陽に向かって伸びて開く花のように真っ直ぐな心で相手の気持ちや考えを受け入れ、家族はもちろん友人に対しても家族と同じように想う方
だと感じました。しかし、この方を包んでいるものが現れたり消えたりし、感じ取れるものが薄かったため疑問に思いました。
より時間をかけて深くみたところ、
相手の気持ちや考えを尊重しすぎるあまり自分自身と向き合うことがなくなり、感情が深海へと沈み始めふとした時に何度か探してみたが、結局見つからず諦めてしまったようです。
そこからというもの時間とともにさらに奥底へと沈んでいって今では見つけることが難しい場所にあることが視えました。
このことをお伝えすると驚かれていて、過去に奥様から同じように「自分を持っていないところが苦手。」だと言われたそうです。
なので私の力の限り、
沈んでしまった感情の周囲にある海水を月へと引き上げ、砂と化した底からその感情を浮かびあがらせる
ということをしました。
その後
『本当は父から褒められ認めてもらいたい』
という気持ちが心の隅にずっと存在しているということをお伝えすると、ぽつりぽつりと幼少期からのことを振り返られ父との会話が殆どなく褒められたこともなく愛されていないと感じ、反抗心も相まって家を飛び出し現在は家業と別の自分で切り開いた道を歩んでいるとご自身のことをお話してくださいました。
あなたは
自分のことを後回しにしてまで家族のことを想っていること、それに加え家族全員を支えていく力を持っていてご自身が主導となり上手く纏めることができること、そして
『お父様は褒めたくても褒められない確固たる理由があり、それはあなたのせいではない』
ということがはっきりと視えるとお伝えしました。
お帰りになられる際、相談者様は朗らかな笑顔を浮かべていらっしゃって私自身も心が朗らかになりました。