名前が熱帯に変わりホームページもリニューアルします。
さよならポエ寸。
寸、止められず、新しいブログにかわります。
タイトルは、「菊地春美のワタシ無限∞」→http://watashimugen.blog.shinobi.jpになります。
いったいどんな方が見てくれているのでしょう。・・本当に見てくれているのでshouか・・
頑張って書くのでチラ見してくださいね。
そしてこれからも熱帯ホームページ→http://www.nettai.jp/をよろしくお願いします☆
キラキラパックン、さようなら!!
今日の稽古は朝9時からだった。
朝日のさす茨城の歩道を、壊れた自転車で稽古場へ急ぐ。
時間は8時50分だった。
壊れた自転車はカシャンカシャン音がして、道行く人はかならず振り返る。
でもそんなの関係ない。
私は稽古の事を考えていた。
そうだ、朝早いし稽古中おなかが空くだろうから何か買っていこう。
自転車をこぐ。
お店は工場の裏のようなところにあり、全面トタンで出来ていて陰気臭かったが、朝日がさすぶんいくらかすがすがしい気がした。
そこには生魚やオニギリ、菓子ぱんがうっている。
菓子パンには「ヤマザキ」や「パスコ」などのメーカー名がついていない、ただの透明の袋に入っているだけだった。
紫の小花柄のかっぽう着をきたおばちゃんがお店の主人らしい。
メロンパンがねじってある形の大きなパンが売っていた。
ザラザラした砂糖が表面に付いている。
私はそんなパンが好きだ。
値段を見ると、160円だった。
高い。
迷っていると、かっぽうぎのおばちゃんが私のすぐ目の前に立ち、早く選べと威圧する。
稽古まで時間もないので、そのパンを手にとりレジへいきお金を払う。
おばちゃんを不機嫌にさせてしまったからか、私は財布から十円玉を出しながら「さんしぃ、ごぉろく、」と声を出す。
店を後にして、急いで自転車にのる。
遅刻寸前だ。焦ってペダルをこぐ。でもこのパンをどうしても一口食べたかった。
私にはよくこういうところがある。ギリギリなのだがそれがしたいのだ。
ハンドルを持ちながらパンをかじろうとするが道が悪く、ハンドルを持つのが手一杯でパンがかじれない。
自転車は更にカシャンカシャンと音が激しくなる。
そうして稽古場に着いたがだれもいなかった。
壁全面オレンジ色の稽古場だった。
アップでみんながかくれんぼをしているようだ。私もはやく入らなくては。
しかし探しても探しても人は見つからず、黒い影だけがサッっと目の前を通り過ぎるだけだった。
目覚ましがなった。
私はパンの事が気がかりだった。
あのパンがどうしても食べたい。
どうしてもどうしても今食べたい。
ミニドーナツがあるのを思い出し、布団からでて半分寝ながら二階へ取りに行き、部屋に戻り布団の中で食べる。
普段なら虫歯になるので絶対しない。
半分寝ながら食べながら、夢のことを思い出す。
ものすごく鮮明な画像だった。とにかく高画質過ぎて眩しくてミクロすぎる世界だった。よく覚えてる。目をつぶればすぐ浮かぶ。
夢で見たメロンパンを夢からさめても食べることが出来(ミニドーナツだったが満足)、鮮明な景色をいつでも思い出せる、幸せな出来事だった。
もうすぐオッホの名前ともさよなら。
二度と戻らないと思うとすごいことのように思える。こうやっていままで過ごしてきたんだと思った。
朝日のさす茨城の歩道を、壊れた自転車で稽古場へ急ぐ。
時間は8時50分だった。
壊れた自転車はカシャンカシャン音がして、道行く人はかならず振り返る。
でもそんなの関係ない。
私は稽古の事を考えていた。
そうだ、朝早いし稽古中おなかが空くだろうから何か買っていこう。
自転車をこぐ。
お店は工場の裏のようなところにあり、全面トタンで出来ていて陰気臭かったが、朝日がさすぶんいくらかすがすがしい気がした。
そこには生魚やオニギリ、菓子ぱんがうっている。
菓子パンには「ヤマザキ」や「パスコ」などのメーカー名がついていない、ただの透明の袋に入っているだけだった。
紫の小花柄のかっぽう着をきたおばちゃんがお店の主人らしい。
メロンパンがねじってある形の大きなパンが売っていた。
ザラザラした砂糖が表面に付いている。
私はそんなパンが好きだ。
値段を見ると、160円だった。
高い。
迷っていると、かっぽうぎのおばちゃんが私のすぐ目の前に立ち、早く選べと威圧する。
稽古まで時間もないので、そのパンを手にとりレジへいきお金を払う。
おばちゃんを不機嫌にさせてしまったからか、私は財布から十円玉を出しながら「さんしぃ、ごぉろく、」と声を出す。
店を後にして、急いで自転車にのる。
遅刻寸前だ。焦ってペダルをこぐ。でもこのパンをどうしても一口食べたかった。
私にはよくこういうところがある。ギリギリなのだがそれがしたいのだ。
ハンドルを持ちながらパンをかじろうとするが道が悪く、ハンドルを持つのが手一杯でパンがかじれない。
自転車は更にカシャンカシャンと音が激しくなる。
そうして稽古場に着いたがだれもいなかった。
壁全面オレンジ色の稽古場だった。
アップでみんながかくれんぼをしているようだ。私もはやく入らなくては。
しかし探しても探しても人は見つからず、黒い影だけがサッっと目の前を通り過ぎるだけだった。
目覚ましがなった。
私はパンの事が気がかりだった。
あのパンがどうしても食べたい。
どうしてもどうしても今食べたい。
ミニドーナツがあるのを思い出し、布団からでて半分寝ながら二階へ取りに行き、部屋に戻り布団の中で食べる。
普段なら虫歯になるので絶対しない。
半分寝ながら食べながら、夢のことを思い出す。
ものすごく鮮明な画像だった。とにかく高画質過ぎて眩しくてミクロすぎる世界だった。よく覚えてる。目をつぶればすぐ浮かぶ。
夢で見たメロンパンを夢からさめても食べることが出来(ミニドーナツだったが満足)、鮮明な景色をいつでも思い出せる、幸せな出来事だった。
もうすぐオッホの名前ともさよなら。
二度と戻らないと思うとすごいことのように思える。こうやっていままで過ごしてきたんだと思った。