現在会社制度を利用して海外企業にて就労(研修)中。3連休を利用して海外旅行しようと考えていた所の話。
人事部からは国外への外出に就いては推奨されており、一方で「危機管理上の観点から」派遣地のトップから承認を得る必要がある。3連休を利用して国外にて過ごそうと派遣地のトップに連絡した時、「却下」されてしまった。どうやら、「研修地の事も良く知らない研修生の癖に国外旅行など論外」との意見だそう。
将来会社を担う後輩の好奇心の芽を潰す様な行為であると思うし、かつ本来「危機管理上」の観点でしか承認、却下を行えないはず。「派遣先を良く学べ」とのメッセージは分かるが、派遣先国内は既に数カ所訪問しており、旅行先を派遣先国内に変更した所でこの地を良く知れるとは限らない。還ってこの国に対する嫌悪感を産んでいるのだが。。。愚痴は置いておいて何故この様な考え方の差が生まれるかを考えてみた。
根本の差は職業観なのかと思う。
ベテラン世代は恐らく「一つの企業でずっと働く」といった意識が強く、会社への忠誠心が強い。優秀さは別として上司の言うことは絶対だし、ヒエラルキーを大切にする。上司に気に入られる事が大きな出世条件でもあるし(これは悪口ではなく、社内政治のやりとりはどの会社でも必要なスキルだと思う)、加えてある程度年齢を取ると会社に尽くす以外の道が無くなり、部下のリスクを負えない事からコンサバな対応・年齢によるヒエラルキーを敷こうとする(良くあるのが、「君の為を想って言ってる」という都合の良い表現)。失敗を排除する、リスクヘッジ的行動。
一方で若手世代は「一つの企業でずっと働く」意識が比較的低く(日本企業に置いてはまだ「比較的」である)、上司に言われたからやるのではなく自分への付加価値への意識が強い。自分の価値観や考え方、やる事の意義を重要視にする傾向(これはゆとり教育による自己主張の推奨が原因なのかも)。今後の可能性を信じて(可能性を過信して)、自己のメリットを追究して上司に求められたリスク基準を超えた要求をする事もある(自身のケース)。
大企業で働く以上、こういった衝突は仕方が無いのかもしれない。本当に嫌なのであれば、環境を変えるしかないかな。
